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2010年09月10日
会長日記-佐藤文隆ブログ
「あいんしゅたいん」でがんばろう 17 印刷
作者: 佐藤文隆   

「事業仕分け」が話題なっているが、科学技術予算はいつも強気目に提案され毎年のように大半の関係者が失望を味わうのが常習化していた元学界業界人の感覚からいうと、専門家の厳しい目で評価され、業界や省庁の手厚い後ろ盾を得て、あそこに引き出されてきた諸「事業」がまぶしくみえる。不特定多数の研究者を対象にした「科学研究費補助金」(日本学術振興会)事業もあるが、これも十年でほぼ倍増の急成長で、見方によってはこんな幸せな継続事業は他にあるのかと思う。税金の配分は基本的には見える「民意」が決めるべきで、全般的な考慮などよりは、個々の関係者が具体的な声を一斉にあげることが大事で、その可視化された現実の中で初めて世間に通用する視点が鍛えあげられると思う。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 16 印刷
作者: 佐藤文隆   

アメリカのSTEM教育改革

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 15 印刷
作者: 佐藤文隆   

9月13日、甲南大学で物理学会の市民講演会があり益川敏英さんと私の2人が1時間づつ講演した。
私の演題は「21世紀の科学」という壮大なタイトルであったが、初めに甲南学園出身の坂田昌一からはじめた。本題についてもメモを用意したが半分もしゃべれなかったので、用意した「講演メモ」を掲載しておきます。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 14 印刷
作者: 佐藤文隆   

「eからO(オー)へ」

飯吉透氏の「科学交流セミナー(第四回)」で「eからO(オー)へ」というフレーズが印象的だった。「オープン」の「オー」で、具体的にはOpen Course Wareという授業改革の話だが、久しぶりに「異物」に接した新鮮さがあると同時に、「抵抗勢力」OBとしては「くたびれる世の中になるんだな!」という思いがした。本ブログ第五回で大学授業時間改革を訴えたときに書いたが、「なぜ大学教員なるか?」のエートスの転換なくしては「くたびれる」だけの気がした。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 13 印刷
作者: 佐藤文隆   

前回書いた「数物」とフェルミ問題の絡みで思考が太宰治の「人間失格」に飛び火した。十数年前に書いた文章を「太宰生誕百年」記念の盛り上がり記事を見ていて思い出した。太宰は「掛算割算の応用問題として」の「科学の嘘」「統計の嘘」「数学の嘘」を乗りこえたと主人公に語らしている。フェルミ問題とはまさにこの「掛算割算の応用問題」である。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 12 印刷
作者: 佐藤文隆   

「理科」と「数物」は違う、「フェルミ問題」活性化を!

坂東理事長が京大の西村和雄教授と懇談した際、数理的能力の教育を理科教育とをごっちゃにせずに取り上げる必要があるという話になったという。私も「理科」と「数物」という課題の立て方が今の日本に一番必要だと言っていたので同感である。私の「数物」の典型例は「フェルミ問題」である。

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