2017年10月20日

「あいんしゅたいん」でがんばろう 9

三月はひさしぶりに東奔西走であったが、科学教育関係も多かった。前にも言った指導要領改訂の理数の前倒しで教科書会社はどこも大わらわである。次に平成基礎科学財団の「小柴昌俊科学教育賞」の選考委員をつとめた。また月末には「きっづ光科学館ふぉとん」で小学生相手に「地球と宇宙の境目ってどこ?」という題で“お話と実験”をやった。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 8

最近つづけて湯浅誠「反貧困」、堤未果「ルポ 貧困大国アメリカ」(ともに岩波新書)を読んだ。湯浅氏はこの経済大国ニッポンの「貧困」をビジブルにした張本人のようである。正直、このようなリーダーも育っているんだと、日本も捨てたもんじゃないと、本質から外れたところで安堵したりしている。また貧困で“落ちていく先”に軍隊への入隊が待ち構えているアメリカの構図が鮮烈だ。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 7

買い込んで書いたもので、我ながら密度の高いものになった。 思い出すと「量子力学解釈問題」で初めて文章を書いたのは3回生の時、何人かで文集をガリ板刷りでつくって友人に売って歩いたことがある。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 6

高校の「学習指導要領」改訂の実施年は平成25年度という事だったが、数学と理科は一年前倒しで平成24年度(2012年)実施となった。何しろ教科書は使用前に検定があり、その後に見本で営業して採択を獲得し、製本するのだから、使用する2年前には中身は出来ていなければならない。私も実教出版の物理の教科書執筆をしているので、現在使われている物理の教科書が10冊ほどドット送られてきた。準備に急発進である。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 5

欧米の大学では1科目の授業は「1時間週3回」なんです。これだけ国際化した社会であるが、日本の学教育は何故か国際標準からずれている。一つは4月入学は時々提案され毎回ボツになってるが、それよりもっと教育の根幹に関わる事であるにも拘らず一切議論にならないずれに時間割の組み方がある。欧米先進国の大学では大学生の授業は同じ科目は大体は1時間で週に3回である。特に低学年の基礎科目は間違いなくい1時間週3回である。同じ大学でも一部の科目は1.5時間週2回である。

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「あいんしゅたいん」でがんばろう 4

年内にもう一本と思っていて、ここまで押し迫った。いろいろあったが人前でしゃべったのは12月21日の「量子情報の講演会」と23日の愛知大での「教員免許更新講習」。21日の大阪大学中ノ島センターであった物理学会大阪支部公開講座「量子力学と技術の接点」でしゃべったことは、2月発行の拙著「アインシュタインの反逆と量子コンピューテイング」(京大学術出版会)のさわり。厳しい感じの「教員免許更新講習」を大学・研究者と教員との間の交流を深めるきっかけにしようという坂東さんの発想はその通りだと思う。このNPOの種火の一つでもあるので実地に参加したが、一日に一時間半の講義を4回続けてやるのは、聴く方もしゃべる方も大変だった。現職の教員相手の講義だとこうなる面もありわけだが、工夫がいるようだ。

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