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作者: 佐藤文隆
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1月25,26日、柏の宇宙線研究所で「地文台によるサイエンス」という研究会に出席したが、その出席者間で「太陽活動が戻ったみたいだね」という会話が休憩時などに飛び交った。人工衛星や地上からの太陽活動の観測情報が、あるメルマガに登録しておくと、オンタイムで情報が送られてくる。私はもう10年もこのサービスを受けているが、これで太陽をウオッチしている人のあいだでは、ここ2,3年の太陽の異常な振る舞いに息を凝らして見守っていた。「戻った」とは「異常さの拡大はないようだね」という意味である。従来は、太陽活動は超高層、宇宙空間、太陽のサイエンスに興味が限られていたが、近年は人類の未来がかかった気候変動問題に関連しているかも知れないというので、グローバルな政治・経済にも飛び火しそうな微妙な課題になっている。
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作者: 佐藤文隆
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「事業仕分け」を機に現代の科学技術が税金で営まれているさまが多くの国民が認識することになったのはいいことであった。その国民の負託を受けてそれに取り組む者の奮発を希望したいものである。この問題については http://scienceportal.jp/ に掲載の「インタビュー」の連載欄「科学技術エンタープライズで雇用拡大を」で語っていますので、ぜひご覧ください。このインタビューを約束したときには少し長いスパンでみた科学技術の変遷についての話ということだったが、実施されたときは第二回目の「事業仕分け」の最中で話題がそっちに行ってしまったものである。
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作者: 佐藤文隆
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「事業仕分け」が話題なっているが、科学技術予算はいつも強気目に提案され毎年のように大半の関係者が失望を味わうのが常習化していた元学界業界人の感覚からいうと、専門家の厳しい目で評価され、業界や省庁の手厚い後ろ盾を得て、あそこに引き出されてきた諸「事業」がまぶしくみえる。不特定多数の研究者を対象にした「科学研究費補助金」(日本学術振興会)事業もあるが、これも十年でほぼ倍増の急成長で、見方によってはこんな幸せな継続事業は他にあるのかと思う。税金の配分は基本的には見える「民意」が決めるべきで、全般的な考慮などよりは、個々の関係者が具体的な声を一斉にあげることが大事で、その可視化された現実の中で初めて世間に通用する視点が鍛えあげられると思う。
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