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2025年度親子理科実験教室(春コース)第2回を開催しました

親子理科実験教室(春コース)の第2回が5月18日に開催されました。

光は電磁波の仲間であり、電磁波は目に見えないが、みんなの周りでたくさん飛び交っているという話から、TVやWi-Fiの電波、電子レンジのマイクロ波、遠赤外線という光より長い波長の電磁波、そして光より短い波長の話に続き紫外線やエックス線などが紹介されました。

そして、この春コースのテーマである「光と電磁波」について、4月20日の第1回では、主に目に見える光「可視光線」をメインに扱いましたが、今回はより波長の短い電磁波である「紫外線」について、発光に与える影響を学んでいきます。

そもそも、「発光」という現象にはいくつもの種類があり、化学反応で発光するものから、外部からエネルギーをもらうことで発光するもの、さらにその中にはエネルギーを与えられている間だけ発光するものから、エネルギーが与えられなくなっても発光し続けるものなどいろいろありますが、これらの発光は、いずれの場合であっても、ものの元になっている電子が、原子や分子がエネルギーをもらって活発になり、それが元に戻るときにもらったエネルギーを光として放り出すのですが、これを「イライラする状態から静かになる」という形で説明されました。

その上で、紫外線のエネルギーを当てることで発光する「蛍光発光」を体感するため、UVレジンに蓄光パウダーを混ぜて固める実験を行いました。
子どもたちは、思い思いにいろんな色と形固めた後、紫外線ライトを当てて発光行を確認しました。

最後は、紫外線を当てることでUVレジンが固まってポリマーになる「ラジカル重合反応」という現象も、レジンのモノマーがイライラして引っ付くことによる点は、発光と同じということを学びました。

最後は、紫外線が皮膚に当たるとどうなるかについて子どもたちと問答のやり取りして会場全体が盛り上がって終わりました。

次回は最終回、いよいよより波長の短いX線の話に入っていきます。お楽しみに!!

<角山雄一先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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