2025年度親子理科実験教室(春コース)第1回を開催しました
4月20日、2025年度最初の親子理科実験教室となる春コースの第1回が開催されました。
2025年度のスタートとなる本教室の講師は、当法人の実験教室の中で一番多く担当いただいている実験教室講師のエース、角山先生です。今回のテーマは、「光と電磁波」。
「実は光は電磁波の仲間です」、そして「電磁波は目に見えないけれど、みんなの周りでたくさん飛び交っている」というお話から、TVやWi-Fiの電波、電子レンジのマイクロ波、遠赤外線という光より長い波長の電磁波、そして光より短い波長の話に続き、紫外線やエックス線などが紹介され、これらは目には見えないけれど、すべて電磁波は目で見ている光だけではないことが紹介されて教室はスタートしました。
次に、「電気」と「磁気」というものに関係性に気付いていない子どもたちが多い中、実はこの2つは密接な関係性があることの確認を、Sケーブルを使った実験で行いました。Sケーブルに電気を流すと周りに磁石を動かす力が働くことを方位磁石で確認できたときには、子どもたちも実感できたのではないでしょうか。
次は、電池と銅線を使った簡単なモーターを作る実験を行いました。
電気と磁石との関係性から銅線が動くという原理はわかっても、実際に動くようにするには工夫が必要ですが、ほとんどの子どもたちは銅線を動かすことに成功していました。
最後に「電流を流せば磁石を動かせる」ことから、「磁石を動かせば電流を流せる」という話を、風力発電を例に説明され、実はこれがファラディの逆転発想へとつながったことを知ることができました。
第2回の開催は5月です。楽しみに!
<理事長の挨拶> |
<角山雄一先生> |
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