2024年度親子理科実験教室(春コース)第2回を開催しました
親子理科実験教室(春コース)の第2回が6月2日に開催されました。
まず、DNAは生命の設計図であることを学びつつ、いろいろなものについてDNAが含まれているのか含まれていないのか、含まれているなら一体どこにあるのかを考えました。
次に、DNAを観察するため、実際に自分のDNAを取り出します。 DNAは口の中の細胞から取り出すのですが、口の中に朝食べたものが残っていると、その食べ物のDNAが抽出されてしまうので、気を付けなければなりません。
DNAをうまく取り出せるかは、それぞれの工程でのポイントを丁寧に行うかにかかっているのですが、コニカルチューブの中に白いモヤモヤとしたDNAが見えるようになってみんなうまく取り出せたようでした。
後半は、DNAの構造について深堀りしていきます。
DNAはアデニン・グアニン・シトシン・チミンという4種類の塩基から構成されていて、その並び方が生物の形や性質を決めていることを学びつつ、DNAポリメラーゼの働きについて、実際に4種類の塩基を配列させながら確認しました。
最後は、取り出したDNAをおしゃれな小さな容器に入れて、世界に一つだけのオリジナルペンダントを作って終了しました。
次回は最終回、新しい野菜や果物を生み出す技術について学んでいきましょう。お楽しみに!!
<鷹野典子先生> |
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