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2024年度親子理科実験教室(春コース)第1回を開催しました

5月12日、2024年度最初の親子理科実験教室となる春コースの第1回が開催されました。

「みんなどんなお米食べてるかな」という質問から始まった今回の実験テーマは、「お米から遺伝を学ぼう!」です。

お米の種類はたくさんありますが、それは人々が寒さや病気に強くてよく育ち、そして味のおいしいお米を毎年毎年選別し育ててきたからです。
それによってお米の性質が少しずつ変わることを「変異」といい、それはお米の設計図となるDNAに変化が起きたことを意味するのですが、まずは性質の違う2種類のお米(「コシヒカリ」と「ミルキークイーン」)を実際に食べ比べて味の違いを体感し、その違いが主にお米に含まれているアミロースとアミロペクチンというデンプンの含有量の違いから生じていることを学びました。

ただ、自然にお米の性質が変わってくる(これを自然突然変異」といいます)のを待っていると何十年もかかります。

そこで、おいしいお米を作り出すために早く変異させるにはどうしたらいいだろうという点について講師からの質問に、子どもたちはそれぞれ思いついた意見を発表し、実際にこの変異を早める方法を人間がどのようにして考え出したのかを知りました。

次回となる第2回の教室では、今回学んだDNAについてもう少し深堀りして学びながら、自分のDNAが入ったキーホルダーを作る予定です。

<理事長の挨拶> <鷹野典子先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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