2016年度おもしろ算数塾第3回を開催しました
3月19日(土)、2016年度親子理科実験教室スピンオフ企画となる特別教室、おもしろ算数塾第3回を、京都大学理学部6号館4階401号室にて開催しました。
午前の部は「ゲームでなるほど!数でつながる生き物の世界」がテーマでした。
テーマにもあるように、最初に京都大学のお兄さん・お姉さんが中心となって考案・作成したカードゲームをしてみんなで遊びました。保護者も一緒になって得点を競い合ったカードゲームですが、実は生き物の食べる・食べられるの関係である食物連鎖を題材にしたものでした。
カードゲームで食物連鎖を学んだ後は、ライオン1頭や人間1人が1年間生きるために必要な植物の量を、ヒントを基に計算して、フェルミ推定を行いました。人間1人が1年間生きていくために必要な植物が約10tにもなることを知ると、多くの子が驚いているようでした。
午後の部では、京都大学を中心とするお兄さん・お姉さんたちが、それぞれの研究や大学に進学した理由などを紹介しつつ、楽しく語らいました。
これで、1月から3回に渡って開催してきたおもしろ算数塾は終了となります。「算数を楽しく、おもしろく」というテーマで実施したこの特別企画は、当法人としても初めての試みでしたが、受講生の皆さんからも大変な好評をいただき、とても有意義なものとなりました。
できる限り今後も続けていきたいと考えていますので、開催が決定した際には、皆さまこぞってご参加ください。