2018年おもしろ算数塾Step編 第1回を開催しました
6月10日に、京都大学理学研究科セミナーハウスにて、2018年おもしろ算数塾Step編第1回を開催しました。
このStep編は、 “体感する統計学” をテーマに、4月に始まったHop編を皮切りに8月の夏休みに実施するJump編までの計6回の中2回のコースとなります。
Step編テーマは「グラフで見える新たな世界」です。
まずは、グラフの中でも「ヒストグラム」に焦点を当てた授業を行いました。
小学校のお小遣いについてアンケートを取ったという設定から授業は始まり、ヒストグラムの書き方や代表値などを学んでもらいました。
そして、ストップウォッチを使って「5秒ぴったりをめざそう!」ということで1人5回までで5秒ぴったりでストップウォッチを止めるという挑戦をしてもらい、その計測時間で班ごとにヒストグラムを書く練習をしてもらいました。
そのとき、ヒストグラムは「階級幅」の違う3種類を書いて比較してもらうことで、ヒストグラムは「軸の取り方が重要だ」ということを学びました。
ヒストグラムを3つも書くのは子どもたちにとって大変そうでしたが、書き終えた後は達成感で満足げに嬉しそうな顔をしていました。
授業の最後には、ヒストグラムを使ってパン屋さんの不正を暴いた人がいるという逸話や、ヒストグラムの形を見ることによってウソがばれることもあるという例を紹介しました。
次回7月8日のStep編第2回では、いろいろな種類のグラフとその使いどころなどを紹介していきます。お楽しみに!
<理事長の挨拶> |
<川端庸平先生> |
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