2018年おもしろ算数塾Hop編 第2回を開催しました
5月13日、京都大学理学研究科セミナーハウスにて、2回連続コースとなるおもしろ算数塾Hop編第2回を開催しました。
Hop編の最終回となる今回は、前回紹介した「誕生日のパラドックスの謎を解明」を最終目標に、確率の計算ができるように学習していきます。
確率の計算をするにあたり、かけ算を用いることができるということを「樹形図」を使って説明しました。また、前回を確率の「分数」の形で表していたので「パーセント」の形でも表すことができるように何度も練習しました。
計算するだけではなく、求めた確率が本当に正しいのかを体感してもらうために参加者には2人ペアで実験してもらい、自分たちで求めた計算結果と比較しました。
確率の計算方法を知ってもらったところで、「誕生日のパラドックス」の計算方法を紹介しました。そして、講座の最後には「誕生日のパラドックス」の応用で「1から1000」の数字を頭に思い浮かべたとき、同じ数字を思い浮かべる人がいるためには68人いれば十分であるということを「誕生日のパラドックス」と同様の計算法で求め紹介し、参加してくれた子どもとその保護者、さらには学生スタッフみんなで確かめました。
講義の後には、締めくくりとしてHop編終了証が学生スタッフから子どもたちに手渡されました。Hop編・Step編・Jump編を受講して、それぞれの終了証を集めた受講生には、最後に「統計マスター認定証」が授与されます。
次回は6月10日からは、おもしろ算数塾Step編が始まります。現在受講生募集中ですので、ぜひご参加ください。
<川端庸平先生> |
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