2016年度親子理科実験教室(クリスマス直前企画)を開催しました
12月23日(日)、親子理科実験教室(クリスマス直前企画)が京都大学理学部セミナーハウスにて開催されました。 テーマは「科学の力でクリスマスアイスクリームパーティー!」、クリスマスにふさわしい、おいしくて楽しい内容の授業です。
まずは、冷却の力を知るために、ビニール袋に入れたオレンジジュースに冷却スプレーを吹き付けて冷やしてみます。この冷却スプレーの中身はブタンガスで、実は高価な冷却スプレーを購入しなくとも、安価なカセットコンロのボンベで代用できることを学びました。
そして次は、いよいよアイスクリーム作りを始めます。 まずは、凍らせるためにはどのような方法が一番効果的かをみんなで考えました。子どもたちから「氷に塩を入れる」という意見も出て、それが凝固点降下によることを学んだあとは、大きいボールに氷と塩を入れ、その上にオレンジジュースを入れたボールを乗せてひたすらくるくる回します。すると、先ほどまで液体だったオレンジジュースが一気に凍る瞬間をみることができました。
後半は、もっと冷却力の強いドライアイスを使って、一気にココアアイスを作ります。 ドライアイスの塊が入ったボールにココアを直接注ぎ、ボールを混ぜ続けると、ココアが冷やされてアイスクリーム状になると同時に、ドライアイスが徐々に蒸発してなくなり、おいしいココアアイスができました。
最後は、クリスマスイルミネーションとして、チューブが光る水素ロケットをみんなで飛ばして楽しい授業を終えました。
今年度の実験教室はこれで終了となります。来年度は1月からおもしろ算数塾を開催しますが、その後も魅力的な実験教室を順次開催予定です。お楽しみに!
<理事長の挨拶> |
<工藤博幸先生> |
|
|