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2015年度親子理科実験教室(クリスマス直前企画)を開催しました

12月6日(日)、親子理科実験教室(クリスマス直前企画)が京都大学理学部セミナーハウスにて開催されました。

今年度最後となるこの実験教室では、お菓子の科学、子どもたちが大好きな、口の中を刺激するラムネ菓子と、冷たいお菓子の秘密について探っていきます。

口の中でシュワシュワさせたり、バチッとはじけるお菓子がありますが、これは重層と酸味料という原料が化学変化して二酸化炭素を発生させ、それが舌を刺激するからです。
そこで、この刺激を実際に体験するため、クエン酸に重層を加えたものを作り、それをなめてシュワっとした舌触りを感じたり、卵白パウダーにクエン酸と重層を混ぜて、モコモコ膨らむ様子を観察したりしました。

後半は、液体窒素を使って、冷たいお菓子についての実験を行いました。
コーラのペットボトルを液体窒素に浸けると一瞬で水分が凍るため、炭酸が抜けてしまうことを確認しました。
次に膨らませた風船を液体窒素に浸けてみると、みるみるうちにしぼんでしまいますが、風船の中には何かの液体が見えます。実はこれが冷やされて液化した酸素であることを、実験で学びました。
最後は、液体窒素でカチカチに凍らせたマシュマロを食べて、そのあとはアイスクリーム作りを行いました。好みでココアを入れた牛乳に直接液体窒素を入れます。グルグルかき混ぜると、柔らかくておいしいアイスクリームができました。これを子どもたちだけでなく保護者の方も一緒に食べて、楽しい授業を終えました。

<工藤博幸先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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