放射線の生体影響に関する国際会議(BER2018)
日 時:3月19日 9:30~18:00
3月20日 9:00~19:30
3月21日 9:00~17:45
場 所:大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール
スケジュール:3月19日 9:45~11:45 Dose and Dose-rate Effect
Dr. Gayle Woloschak他2名による講演
13:00~15:30 From Mutation to Cancer
Dr. Masako Bando他3名による講演とパネルディスカッション
16:00~18:00 Activities of the Consortium for Medicine, Chemistry and Physics at Osaka University
Dr, Koichi Fukase他4名による講演
3月20日 9:45~11:45 Medical Database
Dr. Pierre Saintigny他2名による講演とパネルディスカッション
13:00~15:00 Imaging Techniques for Radiotherapy and Cancer Diagnosis
Dr. Hidetaka Arimura他2名による講演
15:30~17:30 Radiation Biology and Medical Use
Dr. Ulrike Kulka他2名による講演
18:00~19:30 ポスターセッション
3月21日 9:00~11:30 International Cooperation in Biological Effects of Radiation
Dr. Jacques Repussard他4名による講演とパネルディスカッション
13:00~15:00 Radiation Protection in Medicine
Dr. Makoto Hosono他2名による講演
15:30~17:30 New Medical Equipment for Less Radiation Dose
Dr. Takeshi Nawa他1名による講演(1名キャンセルのため)
実施機関:NPO法人あいんしゅたいん(CAS放射線ネット)・日本学術振興会・大阪大学・関西大学
放射線の生体影響に関する国際会議報告
1.立会者による所管
関西大学・教授 和田隆宏 生物学、物理学、医学、放射線防護などさまざまな分野の第一線の研究者が集まった類を見ない会議であった。参加者は7カ国から90名超におよび連日活発な議論が行われた。各日パネルディスカッションが配され、参加者間の意見交換を促した。2日目には、若手の研究者向けにポスターセッションが行われ、この場には高校生も招待され大変好評であった。高校生たちは3日目には、高校生スペシャルセッションと題する実験や議論の場を通して、互いを知り合う機会を得た。本会議では3日目に放射線の影響の研究での国際協同を主題とする特別セッションが行われ、欧州、北米、日本の代表者がパネル形式で意見交換を行った。広い分野から著名な研究者が集まったことで、新しい活動のきっかけとなる会議であった。 |
2.高校生スペシャルセッション概要報告 角山雄一(京都大学環境安全保健機構 放射性同位元素総合センター 助教)