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2013年度親子理科実験教室(春~夏コース)第3回を開催しました

7月21日(日)、親子理科実験教室(春~夏コース)第3回が京都大学理学部セミナーハウスにて行われました。

第1回・第2回では、主に食べ物に関連する「ゲル」をテーマに学んできましたが、今回は、テーマも「浮く?沈む?海に浮いたまま本を読めるか!? ~料理と地震の意外な関係~」と、これまでとは趣向を変えて、ものが浮いたり沈んだりする現象の意味について学びます。

まずは、塩分濃度が非常に高い「死海」で体が浮く現象を、人間の代わりにソーセージを使って、再現実験を行いました。
そして、浮く・沈むという現象が、どういう条件によって決まるのかが、実は「密度」の大小(比重)によることを学びました。

次に、比重計作りを行いました。この手作り比重計で濃度の異なる塩水を調べたり、この比重計がどのようなところで使われているのかも知ることができました。

最後は、この密度の差が起こす怖いこととして、地震の際の液状化現象について学びました。
ミニ液状化モデルを使った実験では、振動を与えることで比重の軽い地中の水が地上に吹き出し、またマンホールに見立てた筒が浮き上がる様子を見ることができました。

これで、春~夏コースは終了ですが、来週日曜日からは夏休みコースが始まります。8月以降も当法人では楽しい実験教室を順次開催予定ですので、お楽しみに!

 <工藤博幸先生>

 

<教室の様子>

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