2017年12月15日

 

2017年度 第5回定期勉強会概要

 

今回の勉強会では、生命科学と医療の問題を取り上げることにしました。

西川伸一氏は、若くして熊本大学教授、京都大学教授を務められた後、理化学研究所の発生・再生科学研究センター副センター長として、我が国の生命科学研究を牽引してこられました。
5年前に理化学研究所を退職後は、JT生命誌研究館顧問として21世紀の生命科学について考える執筆講演活動をされる一方、NPO法人オール・アバウト・サイエンス・ジャパン(AASJ)を設立し、患者さんが医療の前面で活躍する社会を構築したいと活動されておられます。

これからの社会と科学・医療について幅広く意見を交換できる場になると期待します。ぜひご参加ください。


日  時:2018年1月7日(日) 14:00~17:00

場  所:NPO法人あいんしゅたいん事務所

話題提供:西川伸一(JT生命誌研究館顧問・NPO法人AASJ代表)

テ ー マ:21世紀科学の課題

話題概要: 歴史を振り返ってみると、思想も含めて社会の大きな変革をもたらして来たのは、イデオロギーではなく産業上での革命だった。第一次産業革命で生産現場に機械化がもたらされた結果国が富み、第二次産業革命で家庭の機械化が進み個人が豊かになれる社会が生まれた。では21世紀に何が期待できるのだろう。20世紀のただの延長ではないはずだ。私は第三次産業革命が起こる事で大きな変革が起こり、情報、エネルギー、生産の単位が個人や家族、あるいはコミュニティーと言った小さな単位に分散したpeer to peer社会が来ると思っている。この変革にどうコミットすればいいかを明確に示す事は私には出来ない。ただ、これを支える思想的基盤として生物学が重要な役割を果し、ヒトゲノムがキーワードとなる文明が生まれると確信している。
このセミナーでは、1)情報ネットワーク(IT)、2)ゲノム(IoTからIoH)、3)人間のコホート研究、4)コレクティブインテリジェンス、を4つのキーワードとして、21世紀の社会、及びその中での医学医療を考え、みなさんと活発な議論をしたいと考えている。

参 加 費:300円(お茶菓子代)

参加申込:CAS放射線ネット特設サイト内、お問い合わせフォームよりお申し込みください

主  催:NPO法人あいんしゅたいん