2017年12月15日

 

2017年度 第2回定期勉強会概要

福島事故後6年を迎えて、帰還が始まって、いよいよ次の段階になっています。

この時期に一度、市民と科学者が共に集まって、これまでのこと、これからのことなど、素直に話し合いの場を持とうという話になりました。
ゲストの池田香代子さんには、3.11に福島ツアーに参加続けられるなどの経験から、脱原発と福島再生のために市民運動が求められてきたことを、今後の日本の針路の行く末と重ねて語っていただきます。

松本春野さんには、福島の子どもたちを絵本で表現することで、現地の方々との気持ちや認識のギャップを体験したこと、除染対策をしている現地の人や科学者との共同から学んだことを語っていただきます。いわば池田さんには鷹の眼で、また間報する側の立場からのコメントも入れながら、皆さんと議論します。

今回は市民社会フォーラム、日本物理学会京都支部の共催です。


日  時:2017年8月6日(日) 15:00~17:30

場  所:京都大学理学研究科セミナーハウス

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話  題:福島原発事故6年、市民と科学者が考えること

プログラム:

 15:00  開会挨拶:中家剛(京都大学理学研究科教授・日本物理学会京都支部)
15:10~15:50  話題提供1:「福島事故から市民運動が学んだこと」 池田香代子(ドイツ文学翻訳家・口承文芸研究家)
15:50~16:00 質疑応答
16:00~16:40  話題提供2:「絵本を通じて福島の人たちに学んだこと」 松本春野(絵本作家・イラストレーター)
16:40~16:50 質疑応答
16:50~17:20  会場を含めた議論 コメント:「放射線測定チームの取り組みについて」(角山雄一)
17:20~17:30  まとめの挨拶:坂東昌子(NPO法人あいんしゅたいん理事長)
 

参加申込:CAS放射線ネット特設サイト内、お問い合わせフォームよりお申し込みください

話題提供:池田香代子氏

   略 歴: 1948年東京生まれ。ドイツ文学翻訳・口承文芸研究。東京都立大学人文学部卒業。エアレンゲン大学留学。主な訳書にゴルデル「ソフィーの世界」、フランクル「夜と霧 新版」「完訳 グリム童話集」、ケストナー「エーミールと探偵たち」、主な著書に「世界がもし100人の村だったら」(6冊シリーズ)、「引き返す道はもうないのだから」、「新・戦争のつくりかた」(共著)、「この思いを聞いてほしい! 10代のメッセージ」(編著)など。
   挨 拶: 東電福島原発事故から6年半、まるで縁のなかった文屋を勉強する必要に迫られ、かつて閲したことのなかった現象や議論に巻き込まれ、こういうことでもなければ決して出会うことのなかったたくさんの人々と内面を照らしあいました。それはたいそうエネルギーのいることでした。今私は「反・脱被ばくの反原発派」として、福島と向き合っていこうと思い定めています。それは、とりもなおさず被ばく差別と闘うことです。この問題の解決には、おそらく、私の余勢を覆い尽してあだ足りない時間を要するでしょう。私は、発災の時点から歩き出したおびただしい人々の一人として、ささやかでお後の世につないでいけるなにかを模索したいと思います。

主  催:NPO法人あいんしゅたいん
共  催:市民社会フォーラム