2022年10月03日

2022年 親子理科実験教室(特別編 その2)のご案内(終了)

お待たせしました!!いよいよ2022年度の親子理科実験教が始動します。

昨年(2021年)12月から3月にかけて、京都府の地域交響プロジェクトに採択されたことに基づき、当法人が進める「市民と科学者のCOVID-19ネットワーク」(通称:CASコロナネット)プロジェクトとのコラボ企画として 親子理科実験教室(特別編その1)開催しておりますが、本教室はその第2弾となるものです。

第2弾ということで、久しぶりにZoomを通じたオンライン受講ではない教室を開催したいと思います。その内容は、ズバリ「科学者ルイ・パストゥールを知ろう」です。

「パストゥールって誰?」と思った方もおられるでしょうが、さかのぼること18世紀、ルイ・パストゥールという化学者・細菌学者がいました。そして、今回の企画はこの科学者を中心にしたお話から始まります。

なぜ病気なるのかわからず、おまじないか神様に頼るかしかなかった頃、科学者のパストゥールは病気の原因が目に見えない小さな生物だったということを見つけ、病気の元となる病原菌を発見しました。小さな生き物が見えなかった時代に(その頃見えなかったウイルスが、今では電子顕微鏡で見えるようになっていますが)、パストゥールはいかにして病原菌を見つけ、そしてどのようにしてワクチンを開発することができたのか、そんな話を1930年代に作られたパストゥールの伝記映画「科学者の道」を鑑賞しながら話し合ってみたいと思います。

ところで、皆さんは京都にあるルイ・パストゥール医学研究センターというところを知っていますか?京都大学の近く、百万遍知恩寺の隣にあります。 1986年に京都パストゥール研究所として設立されました。この研究所の目的はこう書かれています。

ルイ・パストゥールの理念に基づき、ウイルス性疾患や癌や難病などに関し、医学内部の専門性の境界にとらわれず、特に各人に内在する自然免疫力の増強の観点から、基礎的・臨床的研究を行い、心身両面での人々の病気に対する悩みを可能な限り軽減し、予防することを目標とする。理念の実現に向かって、難治性ウイルス疾患、癌、難病などの予防と治療についての基礎的研究と臨床的研究。脳の分化・機能発現・老化などの研究とそれらの異常に関する予防的対策の研究。国内および国外の研究機関との協力研究。

 ルイ・パストゥールは、200年も前にフランスとスイスの国境ジュラ山のふもとアルボアで育ちました。 ルイが9歳の時、1人の人間の皮膚に白熱した鉄をあてジューッという音がしたのを見たそうです。この百姓は気の狂ったオオカミに噛みつかれたのでした。こうしたオオカミや犬に噛まれると、のどを締め付けるような苦しみの中で死んでいく恐ろしい病気になるのです(別名「恐水病」とも言います)。

彼はお父さんに聞きました。「狂犬にかまれるとなんで人間は死んでしまうの?」お父さんは答えました。「犬に悪魔が乗り移っているのだろう」

偉い医者でも同じ答えしかできなかった時代です。200年前には病気を治すにはただ祈るしかなかったのです。病気のほとんどが、とても小さな生き物、微生物なのだということがわかった後と前では、びっくりするほど病気で亡くなる人が減りました。人間はこうしてだんだん賢くなって、病気を克服してきました。こんな中でパストゥールがどんなにこの発見のために働いたか、どんなことを発見したのか、一緒にその足取りをたどり、そしてどう今に繋がったのか話し合ってみたいと思います。

パストゥールの生き方は、純粋に科学の素晴らしい発見をした人とはちょっと違った生き方をしています。どこが違うのかな・そんなことを考えながらいろいろな経験をしてみてください。そして、科学者の喜びと厳しさをじっくり味わっていただければ嬉しいです。

春休み!ルイ・パストゥール医学研究センターを訪れて、パスツールの偉大な功績に触れてみませんか?受講の申込をお待ちしています!!


テ  ー  マ:パストゥール医学研究センターを訪れて、 パストゥールの業績を学んでみよう!

開催日時:3月19日~3月28日(全4回)

回 数 日 程 時 間 各回テーマ 
第1回  3月19日(土)  13時~15時  パストゥールの業績
  「自然発生説の否定」は
      どのようにして証明した?
 「ばい菌は自然に湧いてくる(自然発生説)」というのが、みんなの常識でした。食べ物などを置いておくと、知らない間にカビが生えたりウジ虫が湧いたりするでしょう?パストゥールは「いや元があるのだ」ということを証明しました。パストゥールはどのようにして、自然発生説を否定したのでしょう?
外科の手術の前に、器具の消毒と徹底した手洗いを推奨したのがパストゥールです。
手を洗う前、手をしっかり洗った後の手についた菌はどうなっているか?培養実験をして、結果を第2回に確かめましょう。
第2回  3月26日(土)  13時~15時
 パストゥール以降の生物・医学の発展
   顕微鏡でも見えない
     ウイルスはどうして調べる?
第1回の実験結果を顕微鏡を使って確認します。 
パストゥールは、目に見えないものも生命体の一つであると証明しました。もっと小さい世界はどうなっているのか、生命体は細胞からできていて、細胞の中にはDNAがあります。DNAの不思議を探っていきましょう。また「PCR検査」ってよく聞きますが、このPCRってどんなものか、教えてもらいましょう。
第3回
第4回
 3月28日(月)  10時~12時
 14時~16時
 パストゥール伝記映画
  「科学者の道」を見ながら
    パストゥールの業績を振り返る
パストゥールの伝記映画「科学者の道」を見て、いろいろと分からないことがあると思います。パストゥールがどんなことを発見したか、どういう風にして人々を感染病から救ったか、そんなことを振り返りながら、映画を見ながら話し合いましょう。

場  所:公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター(〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町103-5)

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ガ  イ  ド:宇野賀津子((公財)ルイ・パストゥール医学研究センターIFN・生体防御研究室室長・NPO法人あいんしゅたいん常務理事)
        鷹野典子(九州大学大学院芸術工学研究院学術研究員)
        中野美紀(理化学研究所計算科学研究センター研究員)
        坂東昌子(NPO法人あいんしゅたいん理事長)

対  象:小学生・中学生

本教室は小学生・中学生を想定していますが、内容的には高校生以上でも楽しめますので、高校生以上の受講も大歓迎です

募集人数:定員10名(定員に達し次第、締め切ります)

受  講  料:一 般:1講座:1,500円 全4回一括払:5,500円
        会 員:1講座:1,300円 全4回一括払:4,700円

     ● 全4回受講いただける方を優先させていただきます
     ● 受講料の支払方法については、お申込み後、当法人より送付させていただくご案内メールにてお知らせいたします

申  込:受講申込フォームよりお申込みください

法人の会員にご入会いただくと、受講料割引を始めとする会員特典を受けることができます。詳しくは、会員特典案内のページをご覧ください。法人会員のご入会は、会員入会申込フォームのページから、必要事項をご記入の上お申込み下さい。

問合わせ: E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 TEL:075-762-1522(10時~16時) ※ コロナ禍による活動縮小中のため、応対できない場合があります

ご  注  意:以下の点ご了承の上、お申し込みください

コロナウイルス感染防止対策の一環に基づく会場キャパシティの問題により、本教室で受講いただけるのは受講生のみとなります(保護者様はお子様に同伴して一緒に受講いただくことができません)。必要に応じてお子様の送迎をお願いいたします。

実験教室の様子は撮影いたします。 撮影した映像の一部は電子教材として使用し、インターネット等の媒体を通じて公開させていただく場合があります。 公開に際しては、可能な限り肖像権に配慮した編集を行いますが、実験教室という性格上、映り込みが生じる点はご了承ください。

実験教室当日、受講生のご都合より欠席された場合、後日録画された教室の動画をご覧いただけるようにいたしますので、払込済受講料の返還はいたしません。

受講申込者が10名に満たない場合、その他やむを得ない事情により開催日を変更(延期)させていただくことがあります。開催日を変更(延期)した場合、納入済受講料の返金を希望される方への入金に際して必要となる振込手数料については、受講申込者様のご負担とさせていただきます。悪しからずご了承ください。

共  催:NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん 物理学会京都支部

支  援:京都府地域交響プロジェクト

注) 受講生の皆さまへ・・・申込の前に必ずお読みください

1.直接参加中止の可能性について

新型コロナウイルス感染者数増加に伴う今後の社会情勢によっては、感染症対策のため運営サイドの判断により中止とさせていただく場合があります。予めご承知おきください。

2.コロナウイルス感染防止対策について

● 運営サイドの人員は必要最小限の人数にて、事前に検温などによる健康チェック及び使用備品の消毒も行います。
● 消毒アルコールを準備し、かつ事前に居住空間の消毒を行います。
● 充分な換気を行いながら実施します。
● 児童同士及び講師と児童との間隔は、授業の進行を阻害しない範囲で可能な限り開けるようにします。

3.事前にご了承いただきたい事項について

  本実験教室開催にあたり、コロナウイルス感染防止のために上記の対策を講じますが、それでも感染を100%に防止できるという保証はありません。受講お申込みをいただいた場合、感染リスクの可能性については認容いただいたものとみなさせていただくことになります点は、予めご承知おきください。 感染者リスクは極めて低いと思いますが、感染リスク自体を完全に払拭することはできないため、万が一の事態を懸念される場合はお申込みをお控えください。
  開催日当日は検温を行ってください。平熱でも、体調がすぐれない場合は参加を控えていただきますようお願いいたします。
  お子様を会場となる事務所まで送迎される保護者様は、終了まで研究センターにてお待ちいただくことはできません。終了後にお迎えに来ていただきますようお願いいたします(終了後、メールにてご連絡いたします)。