2018年11月20日

 

平成30年度「科学技術コミュニケーション推進事業ネットワーク形成型」報告会


この3年間、私どもは、JSTの援助をいただき、科学者と市民が交流する場で、違った立場や意見を持っていても、いつかお互いに理解し合えるのだということに気が付きました。
まだまだ見方や意見は違うことはあっても、お互いに本当のことを知ろうとする科学の心で接しあうことによって、道は開けてくるのでは、という確かなものをつかんだような気がします。

この企画を終えるにあたって私たちは、科学者と市民の壁なんてないのだ、それより分野の異なる科学者の間の壁を市民が埋めてくれることもあるのだという確かな感触を得ました。
高校生たちは、大人よりずっと率直で正しい感覚でモノを見ていることを知りました。また市民の未来を見つめる素晴らしい心を知ることもできました。異分野の科学者の間にある壁も、しっかり話しあえば、だんだん理解できるようになるのだ、ということも知りました。
なんといっても、「本当のことを知りたい。そのためには一緒に勉強もしようね」という心意気がとても励ましになりました。3年間の活動を終えて、今それを振り返り、残った問題をご一緒に考える機会を持ちたいと以下の企画を立ててみました。

初めての方も、これまで色々な形でご参加いただいた方も、一堂に会し、この3年間の活動を振り返り、CAS放射線NETでの活動の終了報告をしながら、さらに大いに未来を語る、そんな会にしたいと思います。
高校生も、中学生でもおいでくださって率直な意見を出してください。アルコールがあるわけではありませんが、カクテルパーティの如く、大いに語る会にしたいと思っています。


テーマ:福島の事故を未来へ生かすために ~高校生・市民・科学者の出会い、語らい、そして未来へ~

日 程:2018年11月24日 10:00~17:00

場 所:京都大学(吉田キャンパス本部構内) 国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール
    ※ 当日、会場のある京都大学では11月祭が開催されており混雑が予想されます

プログラム:



10:00
~12:00
若者・・・高校生と大人を結ぶ交流会

TEAMゆりかもめが取り組んできたこと~地域を越えた若者の交流について

● 全国高校生ワークショップ

福島県立安達高等学校・兵庫県立北須磨高等学校・東京学芸大附属国際中等教育学校・京都女子高等学校・京都教育大学附属京都小中学校 他

● 大学生の取り組み事例紹介「統計学を楽しみながら学ぶ」

● ポスターセッション
昼食(京大の11月祭を楽しんでいただくこともできます)  


13:00
~17:00
市民と若者と科学者で作る未来

1.挨拶 対立を科学の心で克服しよう
    有馬朗人先生のメッセージ(ビデオ)若者へ送る【仮題】

2.3年間を振り返って
● 避難者からのメッセージ 伊藤早苗 紙芝居「へったれよめっこ」
● 高校生代表 福島と東京と関西 (高校生3名)
● 福島訪問(宇野賀津子)
休憩(10分)
3.子供が大人を変える
● 子供への科学普及(教材披露)
● 白熱教室の経験(澤田哲生・大学生)
● TEAMゆりかもめによせる思い(角山雄一)
 
4.大阪コールネットワーク
● 国際会議 次の段階への飛躍(JSPS報告・和田隆宏)
● 科学者の動き 大阪コールネットワーク(土岐博)
休憩(10分)
5.パネル討論:我々は福島から何を学んだか(討論含め90分)

国際市民フォーラムの経験(鈴木和代)
問題提起:田中司朗
パネリスト:宇野賀津子・澤田哲生・角山雄一・和田隆宏・土岐博・鈴木和代

~ フロアとの討論 ~

6.特別アピール(閉会)