2024年04月20日

「第7回科学リテラシー講演会」~数字は言葉だ!~

なごや科学リテラシーフォーラムイベント 「第7回科学リテラシー講演会」~数字は言葉だ!~

概 要:

今年度からいよいよ新しい学習指導要領が本格実施される。ここでは理数系教育の充実と並んで言語コミュニケーション能力の育成が謳われている。数学リテラシーの育成はこの双方に関わる。数学は自然科学の一分野であると共にその基礎言語だからである。科学リテラシーの必要は最近の原発問題でも明らかだが、その基礎に数学リテラシーが必要になる。数式を使わなければ、正確なことは言えない。一方「数値データ」の意味を知らなければ、状況の理解ができない。
そこで本シンポジウムでは「言語としての数学」に焦点を当てる。こうした数学と自然科学との関係、統計値の意味などについて考えつつ、数学言語を一般の人々が身近なものとしていくための試みを紹介したい。

日 時:2011年7月9日(土) 13:00~17:00
場 所:名城大学名駅サテライト多目的室

プログラム:

13:00~13:05 開会の挨拶
       川勝博氏(名城大学 総合数理教育センター長)
13:05~13:50 「数学リテラシーと科学リテラシー ‐科学の基礎言語としての数学の役割‐」
       浪川幸彦氏(椙山女学園大学 教育学部 教授)
13:50~14:35 「中学・高校で教えるべき「資料の活用」と「データの分析」についての私見」
       吉村功氏(東京理科大学 名誉教授)
14:35~14:40 休憩(5分)
14:40~15:25 「日常の表現言語における数学 ‐パロールとしての数学‐」
       宇野民幸氏(名古屋女子大学 文学部 准教授)
15:25~15:40 休憩(15分)
15:40~16:55 総合討論
       (指定コメンテーター:谷村省吾氏(名古屋大学情報科学研究科教授)他)
16:55~17:00 まとめ
       佐藤成哉氏(愛知淑徳大学文学部教授)

対 象: 学生、教員、一般市民、どなたでもご参加いただけます。
定 員:50名程度

参加費:無料

申 込:参加ご希望の方は、以下のいずれかの方法により事前にご登録下さい。

ホームページの登録フォーム:http://polymath.meijo-u.ac.jp/events/regist/
電話・FAX、またはEmailでお申し込みの場合:電話:052-838-2359
                       FAX:052-832-1171
                       E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

「名城大学総合数理教育センター 横井 宛」に、ご氏名・ご所属・ご連絡先をお知らせ下さい。