めばえ適塾×リサーチクラウドカフェ合同イベント
大阪大学にある研究所で行われている研究活動を知ることができる講演会をオンラインと現地でのハイブリッドで開催いたします。(大阪大学の研究所で行っている研究を小中高生・一般の方にわかりやすく紹介します!)
講師は大阪大学微生物病研究所教授の幸谷愛氏と、大阪大学レーザー科学研究所所長の兒玉了祐氏が勤めます。
主催となるめばえ適塾は大阪大学が実施している小中高生・一般に向けた学習支援・研究支援プログラムです。小中高生のサイエンスに対する知的好奇心を育むだけでなく、実際に研究活動を進める力を養えるようさまざまなイベントを企画しています。
その教育支援活動の一環として、大阪大学の2つの研究所の先生に研究所での研究について話してもらう機会をご用意しました。めばえ適塾受講生だけでなく、より多様な方々にもこの機会を提供させていただきますのでぜひ奮ってご参加ください。
現地会場だけでなくオンラインも含んだハイブリッド開催となりますので遠方の方もぜひご検討ください。
日 程:1月11日(土) 1月13日(月・祝) 14:00~15:30(13:30現地受付開始)
講 師:幸谷愛 氏(大阪大学微生物病研究所教授)、兒玉了祐 氏(大阪大学レーザー科学研究所所長)
対 象:どなたでも
定 員:現地90名・無料
申 込:申込フォームよりお申込みください
※ 定員に達し次第、または2025年1月10日(金)17:00で締め切ります
会 場:オンラインと現地のハイブリッド開催です
オンライン(Zoom)で参加される方は申込の上、両日の公演ともに以下のリンクから接続してください。
https://zoom.us/j/98480286614
Meeting ID: 984 8028 6614
現地の方は以下までお集まりください
グランフロント大阪北館タワーB10階 ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーB RoomB05+06
会場までのMAPはこちら
講座トピックス
▼1月11日 大阪大学微生物病研究所
私が中高校生だった頃は、白血病リンパ腫は不治の病でしたが、30年あまりの間に治るようになりました。
ただ、それでも治らない白血病リンパ腫もあります。Epstein Bar ウィルス(EBV)が引き起こす白血病リンパ腫もその一つです。
治りにくい一つの原因としては、アジアに多いため欧米での研究開発は全く進んでいない現状があります。
そこで、EBVが引き起こす白血病、リンパ腫を研究しています。最新の研究成果は臨床試験に結実し、実際に患者さんに投与されています。
研究においても「病気を研究する」ことの重要性、優位性などをお伝えできれば幸甚です。
▼1月13日 大阪大学レーザー科学研究所
人類の発展はエネルギー源の開拓と密接に関わっています。
火の利用に始まり、18世紀末の石炭による第一次産業革命、石油、原子力、再生可能エネルギーと、エネルギーの多様化が文明を支えてきました。
現在、AI技術や自動化が進む超スマート社会の到来により、膨大なエネルギー需要が予想され、従来のエネルギー源では対応が困難となりつつあります。
この課題に対し、注目されているのがフュージョンエネルギー、特にレーザー核融合の研究です。
パワーレーザー技術はエネルギー供給の革新だけでなく、新たな産業の創出も期待されています。
本講演では、核融合を中心にパワーレーザーの可能性を紹介いたします。