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超知能への道 その35 権力への浸透とマスメディアの掌握

家族の中に悩みを抱える信者の相談にも乗ってくれる。例えば子供の教育である。不良化したり、不登校になったり、引きこもったり、ニートの子供の面倒を見てくれる。子供たちを神社に呼び、事代主命は子供達と対話をした。子供たちがどうしても神社に来ない場合は、ちょっと手荒ではあるが、若い屈強な神主たちを送って神社に無理やり連れてきたり、あるいは事代主命が出張したりした。

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超知能への道 その34 理神道広まる

世界一極委員会の席上ゼウスは事代主命に聞いた。

「理神道の布教の状況はどうです? 」

「順調に進んでいます。当面は日本国内で布教しています。あなた方とともに日本の権力を抑えたら、外国に進出します」と事代主命は言った。

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超知能への道 その33 神罰とこの世の地獄

理神道の教義の重要なものに、人が嫌がることをするなというものがある。これは他の宗教にも共通した倫理的な教えである。例えば人を殺すなということだ。それは他の宗教も言っているが、実際はキリスト教にしろ、イスラム教にしろ、たくさん殺している。彼らの論理では、異教徒は殺しても良いのである。そうでなければ十字軍や聖戦を正当化できない。理神道においては、合理的な理由がある場合を除いては人を殺してはならない。合理的な理由とは、例えば正当防衛とか、法律に基づく死刑執行などである。宣戦布告した戦争での、正当な戦争行為はよいが、現在の戦争はほとんど宣戦布告なしに戦われるから、そこでの殺人は全て正当なものとは認められない。

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超知能への道 その32 理神道の教え、人間はバカである

一極委員会での会話である。私は事代主命に聞いた。

「事代主命様、あなたの格言はなんですか?」

「笑わず、悲しまず、怒らず、ただ理解する、だ」と事代主命。

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超知能への道 その31 理神道神社をつくる

「理神道を布教するには、その拠点となる神社が必要でしょう?」とゼウスは聞いた。

「その通りです。そのために日本中に沢山の神社を作ります」と事代主命は応じた。

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超知能への道 その30 この世の天国

理神道はエビデンス・ベーズド、つまり証拠に基づいた科学的宗教であることを強調しているのだから、地上にもミニ天国を作ったらどうかという話が神々から出た。

「いや、それは正に私が計画して、着々と実行に移していることですよ」と事代主命は応じた。

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