2018年11月17日

川勝先生に続こう(ブログ その139)

「名城大学の谷口です。突然ですが、皆さんご存知の川勝先生が昨晩お亡くなりになりました。73歳でした。」というメールが来た。

川勝博先生には、日本物理学会がポスドク問題として取り組んだ最初の課題、「科学教育」を始めるにあたって、本当にお世話になった。今ではたくさんの物理の若手たちが、様々な形で科学教育に携わっているが、このきっかけを作っていただいた先生であった。

この指導の下に、私たちも頑張ってきた。その原点となったのが、2009年基礎物理学研究所研究会として、日本物理学会京都支部などの支援で開いた「科学としての科学教育」研究会であった。この時の若手が、各々立派に科学教育界で活躍している。

この後に続くみなさまが川勝先生の理念を引き継いでくれることは、川勝先生も確信しておられたことでしょう。

 

それにしても、川勝先生からもっとたくさんのお話が聞きたかった! そう思って探したら、上記の研究会でお話された原稿が出てきた。ここに再録して、気持ちを新たにして、科学教育の原点を考える機会にしたい。
なお、川勝先生のご紹介の代わりに、「なぜ、すべての人たちが科学を学ぶ必要があるのか ─科学リテラシーの重要性が高まっている理由─」のページをご紹介しておく。

私も80歳を越した。そういえば、忙しさに紛れて、ブログも長らくご無沙汰し、サロン・ド・科学の散歩道もすっかり休業状態になっている。当時構想していた科学普及活動のアインシュタイン構想もよみがえってきた。

あいんしゅたいんの設立の精神に戻り、あと一頑張りしようと、気持ちを引き締められる思いである。