2017年09月21日

電気を通すもの 通さないもの(EM-E-02)

<電気を通すもの 通さないもの>

 

「テスターってなに?」という質問が子供から出るのは当然です。
ここでは ”豆電球に明かりがつくぐらいの電流が流れる” ということなのです。小学校では、「電気を通す」というのは、伝統的に豆電球がつくかつかないかで判定しています。

微弱電流でも測れる装置もあることも、教える方は理解しておかないといけません。例えば、子供を輪にして、手をつないで、そこにピヨピヨひよ子のようなものをつけ、これがピヨピヨなるのを実感させる実験がよく行われます。手にびりっとくるので、電流を実感させる方法の1つとして人気があります。
しかし、本当にきちんと定義するなら、電圧がいくらの時にどれくらい電流が流れるかは、電気が通るのを邪魔する「抵抗」がどれくらいかということで、抵抗が大きいと電気を流しにくいので、「電気を通さない」という言い方をするのです。

人間の体といっても、いろいろな成分がありますから、一概には言えないのですが、抵抗は結構大きいので、普通「人間の体は絶縁体だ」という言い方をします。しかし、雷に感電する事を考えると、電圧(もっと正しくは電位差というべきですが)が大きくなれば電流は流れるわけです。
教える方は、このあたりをわきまえて頂くことが必要です。