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サロン・ド・科学の探索 2017年第2回(通算28回)

日 時:2017年2月12日(日) 14:15~17:00

場 所:放射性同位元素総合センター(分館) ※ いつもの開催場所とは異なりますのでご注意ください

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     こちらにも地図及びアクセスが掲載されています( 19  の建物です)

テーマ:名案の出し方を考えよう

トーク:和田昭允(東京大学名誉教授)

  大変高名な方で、ウィキペディアにも出ておりますのが、なんといっても、東京大学理学部で初めて「生物物理」の講座を担当された先生です。異分野をものともせずに、様々な境界を切り開かれた先生の業績には目を見張るものがあります。今は定年になった後ですが、まだまだお元気で、高校生のサロンを開いておられます。その様子を先生ご自身のお言葉でご紹介します。

小生は、お陰様で大変元気にしており、次世代の育成に全力を挙げている毎日です。横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の常任スーパーアドバイザーとして、それから岡山の順正学園の理事兼相談役として、吉備国際大学や延岡の九州保健福祉大学の運営と教育の相談に乗っています。 岡山には先日行ったばかりです。
それ以外には、自慢ぽくて恐縮ですが、2012年から書き続けている日経産業新聞「テクノオンライン」欄のエッセイは5年目に入り、以前は2週間以上をおいて書いていたが、結構ファンが居られるらしく、日経の編集部から 「今年から一週間に一回のペースで書いてくれ」と言われ、毎週書いています。その前に日本経済新聞本紙の夕刊に書いたエッセイ「あすへの話題」の25編を 入れると、もう150編以上書きました。 
「サイエンスのものの考え方」を解って貰う一助になればと、なんとか頑張っています。 googleで横浜サイエンスフロンティア高等学校の、このページや、このページを引くと、その全編が出てきますので、お時間のあるときにでも一瞥いただけたら、そして、話の 種にでもして頂けたら幸いです。
 
話 題:

このたび、当法人が取り組んでいる「おもしろ算数塾」に大変興味を示された和田昭允先生がおいでいただけることになり、この機会にお話も聞かせていただこうと計画しました。
1月に入って開催したおもしろ算数塾では、和田先生が考案された「ウロボロス」という物差しを使って、「大きな数や小さな数」を体験させました。例えば、放射線を測る単位であるベクレルやシーベルトは、片方は大変大きな数、もう片方は大変小さな数が出てきます。なぜかというと、前者は原子レベルの量であり、後者は生物(特にヒト)が受ける放射線の影響を数える単位だからです。こういう時、この「ウロボロス」が、とても特徴を発揮するのです。そして、次回には、これを子どもたちが使ってみた経験を発表して、和田先生に聞いていただきコメントをいただくことになっています。
この「ウロボロス」は、確かできたころは「ガリバー物差し」と呼ばれていて、ちょうど小人の国や大男の国に行ったガリバーがいろいろな体験をするのと同じ経験をさせようというものです。この「ウロボロス」はとてもユニークなので、かの有名な「ネイチャー」時空計算尺で紹介されています。
今回のお話は自由奔放、「私流に行き当たりばったりで行きます」とのことです。

定 員:12名程度

申 込:「サロン・ド・科学の探索」総合ページをご覧の上、参加申込フォームよりお申込みください
    ● 申込方法が分からない場合は、直接下記連絡先へお電話ください
      TEL: 075-762-1522(平日10時~17時)
    ● サロン参加経験者の方は、下記を明記の上、直接メールいただいても結構です。
       ● 氏名
       ● 希望参加回
     メール送付先:secretariat[at]jein.jp ※ [at]を@に変更してください

備 考:クッキーとお茶代として500円をいただきます。ご協力お願いします。

   
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