2017年04月24日

シンポジウム「子供たちから学ぶ・・・科学としての科学教育実践編」


【日  程】 11月27日(土)13:00~17:30
【場  所】 京都大学基礎物理学研究所 湯川記念館 Panasonic 国際交流ホール
【共  催】 京都大学理学部 日本物理学会京都支部・NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん 
       NPO法人 SEネット・京都大学基礎物理学研究所 
【後  援】 京都府教育委員会 京都市教育委員会
【実行委員】 坂東昌子 中家剛 山下芳樹 舟橋春彦 (経理・事務担当:高橋えいこ)

プログラム

12:30~     受付開始

13:00~13:10 開会
       司会:早川尚男(京都大学基礎物理研究所)
       挨拶:吉川研一(理学研究科長)

13:10~13:30 問題提起
       司会:川村康文(東京理科大学)
       問題提起:「小・中・高からみた科学教育」 山下芳樹(立命館大学)

13:30~14:50 理科実験教室の成果と課題
       司会:青山秀明(京都大学大学院理学研究科)
       理科実験教室の成果と課題:理科実験教室を担当したティーチングアシスタント(TA)代表
       ■ 院生TAグループ
        ・ 親子理科実験教室の報告(前田悟志(chair)、杉本貴則、石本宏輝、草場哲)
        ・ 理科教育に向けて実験教室を通じて学んだこと(蔵本哲也、浜口直孝、石本宏輝(chair)、草場哲、松澤朋寛)
        ・ 科学教育・科学普及に対するTAからの提言(澤野達哉、中島真也、大西義人(chair)) 
       ■ 学生TAグループ
        ・ 親子理科実験教室から学べること、学びとったもの -小学校教員を目指す学生としての学びー
         (大野敦雄、井上大輔(立命館大学産業社会学部子ども社会専攻(初等教職ゼミ)3回生))

*** 休憩(14:50~15:20)***

15:20~16:40 特別講演 
       司会:松田卓也(NPO法人 あいんしゅたいん)
       「実験教材の取り組み事例」 足利裕人(鳥取県立鳥取工業高校教諭)(30分講演+10分質疑応答)
       「京都の子供のモノづくり教育の取り組みと起業家精神の育成」 松重和美(京都大学教授、前副学長、VBL施設長)
        (30分講演+10分質疑応答)

16:40~17:30 パネルディスカッション
       司会:中家剛(京都大学大学院理学研究科)
       パネラー:科実験教室に参加した保護者代表:竹内啓子・田井中寿志
            見学者代表:山田蕗以(くらむぽん出版)
            実験教室15分講演者代表:田中耕一郎(京都大学教授)

17:30~19:00 交流会(理学部セミナーハウスに移動)
       司会:松林昭
       (会費 男子:3,000円 女子・学生:2,000円)

趣旨

NPO法人あいんしゅたいんは、京都大学理学部と共催して、2010年5月より、京都大学セミナーハウスを会場に「親子理科実験教室」を、サイエンスEネットのご協力のもと、連続講座として実施しております。(春のコースは、5~8月5回シリーズ、夏の集中コースは3回シリーズ 秋のコースは10月~12月3回シリーズ)。
この実験教室を通して、受講した生徒さんはもちろんのこと、そのご父兄、主催者側スタッフ、大学教員およびTAをした大学生・大学院生の皆さんがたくさんのことを学びました。そこで、

 ・どのようなことを学んだのだろう。
 ・これからどのような改善が必要なのだろう。
 ・この経験からどんな提案ができるだろう。

といったことを、考えるシンポジウムを、日本物理学会京都支部等の主催で開催することになりました。
シンポジウムでは、かかわってくださった若い京都大学理学部の学生・大学院生の皆さんに率直なご意見とご報告をいただいて、主催者側、参加された親子のみなさん、そしてさらに幅広い市民や先生方にも集っていただき、交流を深めるとともに、ご意見をお持ちの皆さんからたくさんのご意見を頂きたいと思っております。そうして、今後の、実験教室の取り組みに生かすだけでなく、これからの科学教育の方向を見つける参考としたいと願っています。
保護者の皆さまの熱い希望により、この秋からも、また来年度からも、なんとか、引き続き持続的に取り組めるようにと願っています。そして、さらに、この取り組みを充実させてまいりたいと考えています。

上記の企画では、参加された保護者の方々も交えて、パネルディスカッションを企画しています。もちろん、フロアからも意見を述べることはできますが、代表として、パネラーとしてご参加願える有志を募集しております。皆様と創るシンポジウムです。どうか、ご遠慮なくご参加いただきますよう、宜しくお願い致します。

科学としての科学教育シンポジウムへの当法人の期待

私たちは、これまで、キャリアパス拡大と科学教育普及活動の一環として、「科学としての科学教育」シリーズを開催してきました。 

・ シンポジウム「理科教育にルネッサンスを―未来に発信するキャリア展開にむけて―」(2008年3月3日 京都大学基礎物理学研究所)
・ JPSキャリア支援センター・京都支部合同イベント研究会「科学教育にルネッサンスを―教育分野キャリアパス実現に向けて―」(2008年8月8日~8月9日)
・ 基礎物理研究所研究会「科学としての科学教育」(2009年8月26日〜8月28日 湯川記念館 Panasonic 国際交流ホール)
・ シンポジウム特別企画「科学普及・科学教育がどうあるべきか〜理科好きの入口から次のステップへ〜」+「親子理科実験教室・科学冒険の旅」(2010年2月11日 湯川記念館 Panasonic 国際交流ホール)

そして科学普及活動のあり方、小中高を含む科学教育の現状や実践の検討をしてきました。その延長線上に、吉川理学研究科長・中家教授(物2)のお力添えを得て、京都大学理学部と共催で、SEネットのご協力の下、「親子理科実験教室」を開催するに至りました。この教室を通じてこれを支えて頂いた理学部の大学院生をはじめとする沢山の若い人たちとの交流の機会を得ました。
私ども主催企画したものも、TAやボランティアで参加いただいた方も、ご父兄のみなさんも。きっと多くのことを学んだことと思います。そして思いがけず、子供たちの発想の豊かさやそこからの質問に対して真摯に考える中で、自然の生き生きとして姿を再発見し、科学的認識が豊かになりました。こういう経験は、シニアな科学者にとっても若い人たちにとっても事の外新鮮でした。
この活動を通じて、単に、子供たちへの科学普及だけでなく、さまざまな教訓が得られたと思います。こうした教訓を、これからの科学教育に生かして、さらに発展させるために、理科実験教室の実際の姿を紹介し、これからの科学教育の課題を、ご一緒に考えるシンポジウムを開催しようということになりました。
このシンポジウムが、科学普及活動の改善へとつながり、子供たちから大人に向けての科学普及活動のネットワーを広げる一助になるようにと希望しています。

みなさまのご協力をお願いいたします。