2017年03月30日

シンポジウム 「医学物理士の現状と課題」

医学物理士は、放射線を用いた医療が適切に実施されるよう、医学物理学の専門家としての観点から貢献する医療職のことです。医療の分野でも、高度な物理学の知識を持つ人材が必要になってきています。
日本物理学会は、2007年に医学物理士への道をキャリア支援の柱として位置づけています。詳しくはこちらをご覧下さい。それから7年、医学物理士としての経験を積んだ物理学のプロたちは少しずつですが着実に増えてきています。
そこで、彼らがどのよう活躍しているか、またどんな問題を抱えているか、医学分野と物理学分野の連携を今後どのように発展させていったらいいかなど、このあたりで一度検討してみたい、そんな思いから以下のようなシンポジウムを開くことになりました。この年月の中で、若手のみなさんがどのように自分の道を切り開いてこられたか、この機会に紹介いただきます。関心のある方々はどなたでもおいでください。


日   時:2014年11月2日 (日)  13:00~20:30

場   所:京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館1階 Panasonic国際交流ホール
      アクセスマップはこちら

対 象 者:全国で活躍している医学物理士・博士課程の学生・ポスドク・物理学会員等、医学物理に関心のある方ならどなたでも

趣   旨: 近年物理学出身の人々が物理学会キャリア支援センターの後押しもあり、医学物理士という新しい領域に参入しました。彼ら彼女たちは今どのような研究や職務を行っているのか、医学物理士業界でどのような役割を果たしているのかを話してもらい、討論を行います

プログラム:         --- 講演 ---   司会:栗本猛

13:00~13:05 開会挨拶 伊東千尋(物理学会大阪支部前支部長、和歌山大学教授)

13:05~13:15 「医学物理士はなぜ必要か、何を期待するか・・医師の立場から」
         阿部光幸(京都大学名誉教授 兵庫県立粒子線医療センター名誉顧問)
13:15~13:20 質疑応答

13:20~14:00 「医学物理士の現状と課題」
         稲邑清也(大阪大学名誉教授)
14:00~14:05 質疑応答 

14:05~14:20 休憩

       --- 医学物理士の現状と課題 --- 司会:国友浩

14:20~14:50 医学物理士の現状と課題
         芳賀昭弘(東京大学医学部付属病院放射線科助教)
14:50~14:55 質疑応答

14:55~15:25 医学物理分野での研究課題と物理出身者の役割
         古徳純一(帝京大学医療技術学部診療放射線学科准教授)
15:25~15:30 質疑応答

15:30~15:45 休憩

         --- ショートトーク --- 司会:真鍋勇一郎

15:45~16:00 「放射線治療における水吸吸収線量標準に関する研究」
         鈴木瀧彦(広島大学大学院医歯薬保健学研究科)

16:00~16:15 「放射線治療における先駆的品質管理システムの実用化」
         齋藤明登(RTQMシステム株式会社)

16:15~16:30 「中性子に対する放射線荷重係数の実験的導出」
         神戸崚輔(大阪大学大学院)

16:30~16:45 「モンテカルロシミュレーションによるCeBr3 検出器の応答関数の導出」
         中路拓(大阪大学大学院)

16:45~17:00 「エネルギー情報を用いる新規コンピュータ断層撮影法の臨床応用に向けた基礎検討」
         伊良皆拓(京都大学大学院)

         --- 総合討論 ---  司会:渡邊晧子・坂東昌子

17:00~18:00 コメント:「医学統計の立場から」
         田中司朗(京都大学 大学院医学研究科社会健康医学系専攻講師)

18:00~18:05 閉会の挨拶
         中家剛(日本物理学会京都支部支部長、京都大学教授)

世 話 人:古徳 純一(帝京大学医療技術学部診療放射線学科)
      真鍋勇一郎(大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学)
      渡邊晧子(京都大学学術研究支援室URA)

主   催:NPO法人 知的人財ネットワーク・あいんしゅたいん
      日本物理学会 京都支部
      日本物理学会 大阪支部
      日本物理学会キャリア支援センター
      科学交流セミナー
協   力:京都大学学生総合支援センター キャリアサポートルーム
後   援:京都大学基礎物理学研究所