2017年05月24日

ホワイトハウスから発信!(ブログ その98)

みなさま

あいんしゅたいんのホームページが一部ですが、再開されました。久しぶりのブログです!あれからいろいろなことがありましたが、溜まりすぎてどこからお話していいのか戸惑っています。

まずは、ご報告です! 私たちは、新しい事務所に移転しました。

京都大学、高等教育センター小山田教授との共同研究として使わせていただいていた「可視化実験室」(愛称「秘密研究室」 情報メディアセンター北館の古い建物の地下室にあり、ごみ置き場を通ってその奥にある魅力的な研究室でした!)が耐震工事のため、私たちは1月末に「秘密研究室」を退去しました。
思えば、ちょうど3年間、京都市の「高度人材雇用促進事業」に採択され、ポスドクを雇用することとなり、この事業にもかかわりのあった小山田先生にご相談して、教材づくり等の「可視化」に関する研究を推進するというプログラムを遂行するための共同研究が始まりました。
あれからこの1月まで、ほんとに長い間お世話になり、共同研究を続ける中で、NPOあいんしゅたいんとしても親子理科実験室の取り組みと連動して、結構たくさんの「可視化」教材を完成することができました。
こうして、NPOとしての立ち上げの活動が京都大学の研究室で行われ、京都大学ベンチャービジネスラボラトリーの一員としても位置付けていただきました。

こうしたさまざまな経緯を経て、今日、2013年3月、京都大学のすぐ近く、本部キャンパスの東にある新しい事務所に移りました。見に来た方が「ホワイトハウスですね」と言ってくださったので、私たちはこの新しい事務所をそう呼ぶことにしました。

新しい事務所に移転してまもなく、ホームページが閉鎖され、たくさんの方々にご心配頂きました。そして色々なご援助をいただきました。ありがとうございました。

新しい場所で落ち着くまでの期間、忙しい思いをしましたが、それでも、私たちの活動は持続的に続けておりました。
この間の取り組みの一部は、サイエンスポータルオピニオン「3・11以後の科学に思う」にて紹介しました。そこでも一部触れましたが、福島から避難された方々との連携の中で、市民が主体になって「ホールボディカウンターって?」というパンフレットを作り上げました。私たちにとって新しい視点を与えてくれた取組みでした。
避難してこられた方々のご意見をじっくり聞き、そして、福島で頑張っている宮崎真先生のアドアイスも受けながら、市民の目線で作り上げたとても心のこもったパンフレットです。
科学者と市民、そして福島県外避難者のみなさんと一緒に議論を戦わせ、それこそ真剣に向かい合って作りあげた共同作品!市民が主導権を握って作り上げたという意味では、初めての共同制作ではないでしょうか。
私にとっても、この長い人生で初めての経験でした。連日遅くまで取り組んだ思い出は、今もとても懐かしいです。たくさんのことを学びました。

めまぐるしく情勢が動いている中で、移転のご挨拶もまだ出来ていなかったのに、当ホームページが、閉鎖に追い込まれ復旧に時間がかかりましたが、やっと皆様にご挨拶ができるようになりました。全面的な復旧はもう少し時間がかかりますが、まずは新事務所に移転したご挨拶をしておきたいと思います。

このホワイトハウスが、みなさまとともに成長するための根拠地として、にぎやかで温かみのある存在になりますように、育ててやってください。

2013年4月記