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サロン・ド・科学の散歩 第7回

日 時:2013年9月21日(土)13:00~16:00

場 所:NPO法人あいんしゅたいん事務所(京都市左京区吉田本町 5-14)

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テーマ:太陽の脅威とスーパーフレア

私たちは、東日本大震災で、日常感覚よりはるかに長い時間スケールで起こる自然災害の恐ろしさを経験しました。でも、別にも宇宙規模で起こる自然編動画ひょっとしたら人類に襲いかかるかもしれあないのです。それが太陽で起きるフレアという爆発現象です、これまで知られている最大のフレアは約150年前の1859年に起きました。これは英国の天文学者キャリントンが観察していたので「キャリントンフレア」とよばれています。

柴田一成先生は、京都大学附属天文台長で、超有名な太陽フレアの研究者です。「数千年以上のスケールで考えれば、さらに大きいスーパーフレアが起きている可能性もあるのではないか?」と疑問を持ち、仲間や京大の学生三たちと一緒に、膨大な量の恒星観測データを駆使して解析されました。その結果は、既に世界のトップの雑誌、ネイチャーなどに5つの論文で発表されています。「学生も一緒にやっているんだ!」とみんなに感銘を与えました。それによると、約1万年の時間スケールでは、キャリントンフレアの100倍以上のエネルギーのスーパーフレアが起きる可能性があるというのです。スーパーフレアが起きる時、太陽は異様な姿になるそうです。

もし今、同じ規模のフレアが発生したら、人工衛星は全滅、世界で通信障害が起き、各国で大停電が数カ月間以上続く恐れがあるのです。それえなくても、太陽の活動は日々変化しています。今では宇宙天気予報で、実際に起こるかなり前に正確にわかるのです。なぜって?それは当日のお楽しみ!世界的に高名な柴田先生ですが、気さくな先生で、そのお話はとても面白いです。大勢の前でなく直に顔を付き合わせて話を聞く機会です!

トーク:柴田一成(京都大学理学研究科附属天文台長)

コメント:坂東昌子(NPO法人あいんしゅたいん 理事長)

申 込:「サロン・ド・科学の散歩」総合ページをご覧の上、参加申込フォームよりお申込みください
    ※ 申込方法が分からない場合は、直接下記連絡先へお電話ください
      TEL: 075-762-1522(平日10時~17時)

備 考:クッキーとお茶代として300円をいただきます。ご協力お願いします。

   
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