サロン・ド・科学の探索 第24回
日 時:2016年10月23日(日) 14:00~17:00
場 所:NPO法人あいんしゅたいん事務所(京都市左京区吉田本町 5-14)
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テーマ:迫り来るシンギュラリティ
トーク:松田卓也氏(NPO法人あいんしゅたいん副理事長)
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松田氏は、毎年、現在の最先端のAIの先頭を突っ走っていて、夢中になる性格が昂じてますますご活躍で、今やマスコミの寵児です。その忙しい松田氏ですが、今年もお願いしました。昨年も話してもらったのですが、あれから1年、さらに発展し続けているこの世界の話をしてていただきます。 以下は松田氏のメッセージです。
シンギュラリティとは、全人類を合わせた以上の知的能力を持つ存在、超知能が出現する事象とか時点を言う。米国の未来学者レイ・カーツワイルによれば2045年のことだという。シンギュラリティに達すると、科学技術の爆発的な発展が起きて人類史が大きく変わる。農業の出現に匹敵する大事件である。それがここ数十年で起きるというのだ。シンギュラリティ後の人間社会がユートピアになるかディストピアになるかは、技術の問題ではなく、政治的、経済的、社会的な問題である。今から考えておかなければならない問題だ。 もしある一国がシンギュラリティを達成して、それを自分だけのものにしたら、世界覇権を握ることができる。それを防ぐには、我々日本人がシンギュラリティを達成するか、その技術に習熟する必要がある。シンギュラリティを達成するために必要な技術は汎用人工知能であり、それを作り出すために米国を中心とする世界は激しい競争を演じている。日本はその競争に周回遅れであるが、勝機がないわけでもない。それどころか、うまく行けば2045年ではなく、日本が2030年までにシンギュラリティに達する可能性すらあるのだ。2016年から2030年までの予想されるタイムテーブルについても論じる。
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定 員:12名程度
申 込:「サロン・ド・科学の探索」総合ページをご覧の上、参加申込フォームよりお申込みください
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TEL: 075-762-1522(平日10時~17時)
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● 希望参加回
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備 考:クッキーとお茶代として500円をいただきます。ご協力お願いします。