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サロン・ド・科学の探索 第7回

日 時:2015年4月26日(日) 14:00~16:30

場 所:NPO法人あいんしゅたいん事務所(京都市左京区吉田本町 5-14)

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テーマ:日本における女性観と女性差別

今度は、今までとは少し趣の異なったタイトルです。ついこの間博士号を取られた伏見さんという元気な女性からのお話です。今でも、例えば、酒蔵や祭りに「女人禁制」のしきたりが残っていることがあります。科学の範囲を広げてみると、「どうして日本で女性が穢れと結びついたのだろう」という素朴な疑問を、科学の対象として考えてみたいと思います。

話 題:「女性のケガレから考える」

女性に関わるケガレは、日本における女性差別の根源と言われるものであり、現代の女性の暮らしにも様々なかたちで影響を及ぼしている。しかしながら、女性のケガレが近代以降どのように維持され、変容してきたのかということはこれまであまり論じられてこなかった。本講演では、出産に伴うとされるケガレと不可分の産屋習俗を手掛かりとして、ケガレという側面から日本における女性観と女性差別について考察する。

日本における女性観と女性差別

トーク:伏見裕子(日本学術振興会特別研究員)

1983年生まれ。2007年に京都大学総合人間学部を卒業し、京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻修士課程に進学。進学後まもなく第1子を妊娠し、そのことがきっかけで出産の歴史に関する研究を始めた。以来、産屋が第二次大戦後まで利用された地域を中心に、全国各地でフィールドワークを行っている。2013年京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程研究指導認定退学。現在は、日本学術振興会特別研究員(PD)。2014年10月に博士論文「香川県伊吹島における出部屋の存続と閉鎖のメカニズム―社会および共同体の変化に関連づけて―」を提出し、2015年3月博士(人間・環境学)学位取得予定。

定 員:12名程度

申 込:「サロン・ド・科学の探索」総合ページをご覧の上、参加申込フォームよりお申込みください
    ● 申込方法が分からない場合は、直接下記連絡先へお電話ください
      TEL: 075-762-1522(平日10時~17時)
    ● サロン参加経験者の方は、下記を明記の上、直接メールいただいても結構です。
       ● 氏名
       ● 希望参加回
     メール送付先:secretariat[at]jein.jp ※ [at]を@に変更してください

備 考:クッキーとお茶代として500円をいただきます。ご協力お願いします。

   
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