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クリムゾン・タイド Crimson Tide

しばらく世界音楽散歩を休んでいたが、再開したい。再開第一号で取り上げるのは映画「クリムゾン・タイド Crimson Tide」の主題歌である。

話はロシアの超国家主義者が反乱を起こし、反乱軍が大陸間弾道ミサイル基地を抑える。彼らの要求に応じないときは、日米を核攻撃すると脅かす。それにたいしてアメリカ政府はオハイオ級原子力潜水艦アラバマを派遣する。アラバマの艦長はたたき上げのラムジー大佐(ジーン・ハックマン)、副長はエリートで黒人のハンター少佐(デンゼル・ワシントン)である。潜水艦に先制核攻撃が命令される。しかし反乱軍の潜水艦に攻撃されて、通信できなくなってしまう。暗号文の解釈を巡って艦長と副長が対立する。艦長は核攻撃を命令し、副長は命令を再確認すべきだと主張する。副長は反乱を起こし、艦長をとらえて幽閉する。艦内は2派に別れて対立する。

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ショパン・ノクターン第20番・遺作

前回、これからは日本人の作曲家を取り上げると言ったが、もう一度、西洋の作曲を取り上げたい。ショパンである。私は特にショパンが好きとか、ピアノ曲が好きとか言うことではないのだが、ノクターン(夜想曲)第20番・遺作には、はまっている。遺作というのは、ショパンの死後、楽譜が発見されたことによる。20歳の時の曲である。映画「戦場のピアニスト」で演奏された。

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傀儡謡(くぐつうた)・・・川井憲次の世界

今回からは日本人の作曲家を取り上げる。私は「攻殻機動隊」というアニメの大ファンである。英語タイトルはGhost in the shellという。士郎正宗の漫画であるが、サイバーパンクSFというジャンルに属する。それを元にした押井守監督による劇場用アニメ映画が1995年に公開された。日本での評価はいまいちであったが、アメリカで高く評価され、その後、日本でも評価されるようになった。アメリカの映画監督ワーカウスキー兄弟に大きな影響を与え、映画「マトリックス」にも、いろんなところで取り入れられている。

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誰も寝てはならぬ・・・Nessun Dorma

誰も寝てはならぬ・・・ネッスン・ドルマ」はプッチーニのオペラ「トゥーランドット」のアリアである。トゥーランドット姫が、国民に寝てはならないと命令するのである。この歌はテノールのためのアリアとして、あまりにも有名である。それは多くのテノール歌手により歌われている。ここではその一端を紹介しよう。

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アランフェス協奏曲 Concierto de Aranjuez・・・恋のアランフェス En Aranjuex con tu amor

アランフェス協奏曲はスペインの生んだ偉大な作曲家ホアキン・ロドリーゴのギター協奏曲である。その第2楽章が特によく知られている。ロドリーゴ(1901-1999)は幼少期に失明したにもかかわらず音楽家として大成した。とくにアランフェス協奏曲は、その甘美なメロディーがよく知られている。そしてその曲の一部がさまざまな形で取り入れられている。

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May it be ロード・オブ・ザ・リング

この歌はトールキンの「指輪物語」を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」の挿入歌でアイルランドの人気歌手エンヤの曲である。実はエンヤは一人ではなく、3人のプロジェクトの名前だという。それではMay it be

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