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久石譲

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前回、加古隆を紹介した。以前には川井憲次も紹介したのだから、久石譲を紹介しないわけにはいかないだろう。言わずとしれた宮崎駿監督作品のテーマ曲を多く手がけている。

風の谷のナウシカ

まずはなんと言っても「風の谷のナウシカ」である。そのオープニング「風の伝説」をどうぞ。作曲家自身がピアノを弾いて、かつ指揮をしている。

私とこの曲の出会いはMIDI(Musical Instrument Digital Interface)である。MIDIとは電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための規格である。私は一時、DTM(Desk Top Music)にはまった。DTMとはパソコンと電子楽器をMIDIで接続して演奏する音楽とか作曲システムである。DTP(Desk Top Publishing)とある意味似ている。DTPでは素人でも立派な出版物ができるように、DTMでは例え楽器が無くても、コンピュータに楽譜を打ち込み、電子音源がそれを再生してくれるのである。オーケストラ音楽さえ、一人で作曲、演奏することができる。私はSC-55mkIIとかSC-88Proといった音源モジュールを買ってPCに接続して、DTMを楽しんだ。自分自身は作曲する能力はないので、他人のDTM作品を雑誌などで鑑賞しただけである。その中ではまったのが「風の谷のナウシカ」であった。学生諸君に作曲を頼んだこともある。一部の学生は、簡単な音楽を作曲してくれた。

それではナウシカのDTM版をどうぞ

千と千尋の神隠し

私はジブリのアニメの中でも特に好きなのは「千と千尋の神隠し」である。八百万の神々が集まる風呂屋の話である。さまざまなキャラクターが出てくる。僕はひよこのようなオオトリ様が気に入った。

その中に出てくる「顔なし」が不気味で悲惨である。顔なしは10歳の少女である千尋に惚れるが一蹴される。「顔なし」とは何を意味するのだろうか。

千と千尋の神隠し」の予告編をどうぞ。ただしここで歌われている主題歌「いつも何度でも」は木村弓の作曲・歌である。

映画では久石譲はイメージソングの作曲・編曲を担当している。次に久石譲自身のピアノによる「あの夏へ

   
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