第65回パグウォッシュ会議長崎大会 勉強会 - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん https://jein.jp/jifs/workshop/pugwash-study-meeting.html Mon, 29 Apr 2024 15:06:24 +0900 Joomla! - Open Source Content Management ja-jp 第65回パグウォッシュ会議長崎大会 第2回勉強会 https://jein.jp/jifs/workshop/pugwash-study-meeting/1232-meeting2.html https://jein.jp/jifs/workshop/pugwash-study-meeting/1232-meeting2.html

日  時: 6月24日(水) 19:00~21:00 
      本勉強会は8月に延期となりました。日時の詳細が判明次第、ホームページにてお知らせします。

場  所:NPO法人あいんしゅたいん事務所(京都市左京区吉田本町 5-14)

 

話題提供:小沼道二

昭和20年代から原子力政策に関わってきた中で、湯川・朝永の考えや戦後70年の世界の情勢変化を振り返りながら、小沼さん自身の現在の核の平和利用についての意見や観点、今後起きる問題への問いかけなどをお話ししていただき、これからの世代も含めて生物・人文など様々な分野の方々がどう原子力の問題と向き合っていけばいいか、話を進められればと思っています。

備  考:お茶とお菓子代として300円をいただきます。ご協力お願いします。


<小沼道二氏ご紹介>

1931 年東京生れ 専門は物理学(素粒子理論)慶應義塾大学名誉教授、 神奈川歯科大学理事、世界平和七人委員会委 員・事務局長。日本学術会議原子核特別委員 会委員長、日本物理学会会長、アジア太平洋 物理学会連合会長、ノーベル平和賞受賞時の パグウォッシュ会議評議員などを務めた。ハ ンガリー科学アカデミー名誉会員。『湯川秀樹 日記』編(朝日新聞社)・『アジアの核と私た ち』共著(慶應義塾大学出版会)ほか著書多数。

湯川秀樹・朝永振一郎・坂田昌一などの素粒子論グルプのリーダーについての研究や、科学者の平和運動に深く寄与された先生である。

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パグウォッシュ勉強会 Tue, 09 Jun 2015 05:11:53 +0900
第65回パグウォッシュ会議長崎大会 第1回勉強会 https://jein.jp/jifs/workshop/pugwash-study-meeting/1231-meeting1.html https://jein.jp/jifs/workshop/pugwash-study-meeting/1231-meeting1.html

日  時: 4月26日(土) 10:30~12:00

場  所:NPO法人あいんしゅたいん事務所(京都市左京区吉田本町 5-14)

 

テ  ー  マ:「パグウォッシュ会議の当初の状況と放射線防護の歴史」

話題提供:樋口敏広

経  緯: 既に、 去る4月10日に開かれたパグウォッシュ勉強家についての相談会を開きました。集まったのは、京大理3回生・原子核工学M1の樋口さん〔白眉科学史、特に放射線防護の歴史で博士論文・ウィスコンシン大学で教鞭をとった〕・加藤さん〔京都大学名誉教授)と坂東でした。
若手と古手が集まって世代を超えた話し合いをしました。そのなかで、パグウォッシュ会議会始まるころの世界情勢と日本の科学者の様子、特にパグウォッシュ会議の直接のきっかけとなったビキニ水爆事件の頃、更には広島長崎に原爆が落とされたころの科学者たちの動きなど、歴史を概観しました。
若い人はほとんどこういう話を知らないようでした。また、特に議論が集中したのは、核兵器廃絶と放射線防護の話がどうからみあっていたか、それに対してラッセル・ローとブラット・湯川・ミュラー・ポーリング、などいろいろな科学者がどう苦悩したかという話が議論を呼びました。
科学史の樋口さんからいろいろ教えていただきました。「政治に翻弄された科学」の時代ははまだ続いていることを痛感します。冷戦時代苦労した科学者の姿と国連のUNSCEARとの連携など、いろいろ考えさせられました。

備  考:お茶とお菓子代として300円をいただきます。ご協力お願いします。

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パグウォッシュ勉強会 Wed, 22 Apr 2015 08:52:30 +0900