2017年10月20日

あいんしゅたいんアピール:(株) 東京電力福島第一原発事故による避難者の医療に係わる協力依頼

解説:「(株) 東京電力福島第一原発事故による避難者の医療に係わる協力依頼」について

福島第一原発事故による避難者は、2012年1月末現在で、およそ約600名だそうです。これは、公的に避難してきた方々だけだそうですから、親族を頼って来ている方々などを合わせればもっと多くの方がいらっしゃるでしょう。自主避難者の多くが京都府におられるのは、京都府が関西広域連合の中の分担で、被災地支援として福島県を割り当てられ、援助を行ったことが影響しているということを知りました。なかでも、宇治市では、京都教育大学や地域の企業等との支援が広がっており、「おむすびの会」が作られているということです。この方々は放射線の影響について、極端に異なる情報の洪水の中で、正確な知識を得る機会が少なく、また、ご自分の被曝量に関してもほとんど点検がされないまま、今日に至っているということを知りました。

正確な情報がないことによる不安は大きなものがあります。私たちは、話し合った中で、以下のように「京都府在住避難者の健康診断に係わる協力依頼」を、当理事会の承認を経て、NPO法人あいんしゅたいん理事長と常務理事の名前で提出いたしました。

詳しい経緯については福島第一原発事故による避難者の医療に係わる協力依頼(ブログ その90)をご覧ください。

 

平成24年7月24日

京都府災害対策本部 御中
   本部長 様

NPO法人 あいんしゅたいん
理  事  長 坂 東 昌 子     
常務理事 宇野賀津子     


京都府での東日本大震災避難者受け入れについての迅速支援には大変感銘致しております。
住宅の延長、エアコンの設置、各種イベントの案内とご招待、様々な支援と暖かい人達との出会いは他にない都の良さが溢れていると思います。

さて、福島第一原発事故より京都府避難者の健康診断が未だ一度も検査されておりません。
避難者にとって一番何が不安なのか、なぜ家族と別れて避難しているのか、収束の兆しが見えてきたとはいえ、現状からまだまだ放射能汚染地域は子供達にとって危険なのは変わりません。
H23年3月11日東日本大震災で家を亡くし、家族を亡くし、友人たちとの別れ、そして原発事故による放射能汚染の恐怖のまま京都府へ避難してから一年3ヶ月避難者の不安は募るばかりなのです。
避難者にとって一番何が必要か、何を支援すべきかを考えました。
生活の糧である健康でなくてはならない。
避難者の健康状態の把握、内部被ばく検査、甲状腺検査、国民一般健康診断、各種がん検診、人間ドック、脳ドック等々の医療に係わる支援がされていない状態である事は明らかです。
避難者の医療ニーズはどれくらい在るのかアンケート調査し内部被ばく検査、甲状腺検査、健康診断を出来るかぎり早く実施する事が支援だと願い下記の協力を要請いたします。

1)京都府避難者全員 医療アンケート用紙など郵便物の配布(返信用封筒の同封)
2)郵便切手、封筒、同封封筒等の費用負担
3)検査実施費用の助成
4)その他

協力団体:文教大学・避難者を支える「をむすび会」