2018年06月23日

 

「福島県郡山市出張授業 ~京都・北海道から科学者達がやって来る」報告

郡山市の安積歴史博物館の講堂において、福島の子供たちを対象としたイベント「京都・北海道から科学者達がやって来る!!」が開催された(主催:未来都市郡山を創る会、共催:NPO法人福島県自然体験合校協会、ベスト学院、NPO法人あいんしゅたいん、後援:郡山市、郡山市教育委員会)。
保護者等もあわせ初日約20名、2日目約50名の参加があった。

まずはNPO法人あいんしゅたいん坂東理事長より、「宇宙、人間、素粒子」と題し、スケールの異なる世界を統一的に理解すること、すなわちミクロとマクロをつなぐ学問とはどのようなものなのか、といった宇宙や生命の本質に迫る内容の話があった。

次いで角山が「生き物の多様性」と題し、現存するめずらしい生物を紹介、その上で生物多様性の意義と多様性をもたらす遺伝子変異についての解説を行った。

その後、免疫学の大家である北海道大学遺伝子病制御研究所・高岡晃教教授を特別にお招きしての、免疫についての講演があった。
免疫細胞をキャラクター化した「免疫戦隊まもるんジャー」を登場させるなど、子供たちが楽しみながら学べる内容であった。
3人の講演後は、宇野も加わってのディスカッションが行われた。坂東と宇野の論争は、参加者たちを大いに沸かせていた。

翌日午前、学生講師による「おもしろ統計教室」が行われた。

大川真澄氏が露天商に、川端庸平氏がその客に扮しての「お祭りの夜店のくじ引きに当たりが含まれる割合を、くじを全部引かずに調べるには」というテーマの寸劇や、手作りガラガラくじを用いた実験などを通して、参加者たちは標本化や大数の法則といった統計学の基礎を体験的に学ぶこととなった。

午後は、高岡教授と宇野より、免疫の仕組みや免疫に関する事柄についての講演があり、その後安積高校よりお借りした40台の顕微鏡を用いての観察実習が行われた。参加者たちは免疫細胞やがん細胞、細菌、カビなどの標本を観察し、「まもるんジャー」の実物を目にすることとなった。

 

 

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