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松田卓也連続講座

テーマ:迫り来るシンギュラリティと人類社会の未来

人工知能、ロボット技術、生物工学などの進歩により2045年頃に起きるとされるシンギュラリティについて、我々の生活はどうなるか、世界はどうなるか、人類はどうなるかという視点で全6回の講座を開講します。

トーク:松田卓也(基礎科学研究所副所長・NPO法人あいんしゅたいん副理事長)

日 程:4月27日~8月31日(全6回)

回 数 日 程 各回テーマ
第1回 4月27日(土)  シンギュラリティとは何か? 人工知能とロボット技術の発達
第2回 5月18日(土)  技術的失業とは何か? 生き残るには我々はどう対処すべきか
第3回 6月29日(土)  日本は大丈夫か? 人工知能先進国に向けた世界の大競争
第4回 7月27日(土)  覇権を握るのはどの国か? 先端技術を巡る米中覇権闘争
第5回 8月31日(土)  汎用人工知能とは何か? 人類史を変える技術
第6回 9月28日(土)  22世紀は超人類の時代か? 人間と機械の融合

時 間:13時30分(13時15分入室開始)~16時

スケジュール
13:30 ~ 15:00 講 演
15:00 ~ 15:10 休 憩
15:10 ~ 15:40 質疑応答
15:40 ~ 16:00 交 流

会 場:ルイ・パストゥール医学研究センター 4階会議室(〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町103-5)

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アクセスはこちらをご覧ください

定 員:50名

参加料:500円(飲物・お菓子代込) ※ 参加料は当日会場にてお支払いただきます

申 込:参加申込フォームよりお申込みください

共 催:(公財)ルイ・パストゥール医学研究センター
     ※ ルイ・パストゥール医学研究センターのホームページにも案内が掲載されています

備 考: 参加申込いただいた場合は、当日欠席されないようご協力ください。やむを得ず欠席される場合は、事前にメールないしは電話にて欠席連絡をお願いします(無断欠席された方には、次回以降のご参加をお断りする場合がございます)。
  当日は、コーヒーなどの飲み物と、ちょっとしたお菓子をお出しする予定です。セルフサービスとなっておりますので、片付けなどのご協力をお願いします。

 講演概要
 
第1回 シンギュラリティとは何か? 人工知能とロボット技術の発達

人工知能、ロボット技術、生物工学の発展により2045年には人類社会が大きく変わると予想される。それをシンギュラリティと呼び、農業革命、産業革命に次ぐ、あるいはそれを凌ぐ革命となり、生物的な人間を超えて超人類が誕生するかもしれない。今回はその基礎となる技術である人工知能とロボットについて解説する。
第2回 技術的失業とは何か? 生き残るには我々はどう対処すべきか

人工知能には特化型と汎用がある。今後の10年で特化型人工知能とロボット技術が大きく進展して、半分程度の仕事が失われる。それを技術的失業とよぶ。失われる仕事は定型的な事務作業を含む仕事、つまり大部分のサラリーマンの仕事である。当面残る仕事は高度な知的能力や創造力を要求する仕事と、低賃金ではあるが対人技術を必要とするサービス産業である。その社会で生き残るには我々は、子供達はどうすれば良いか?それは絶えざる勉強である。今回は有効な勉強法についても解説する。
第3回 日本は大丈夫か? 人工知能先進国に向けた世界の大競争

人工知能技術の進歩が今後の国の命運を決める。世界的には欧米と中国の間で激しい研究競争が続いている。今回は人工知能技術の現状について解説する。残念ながら日本はその競争で大きく遅れている。日本は幕末と第二次大戦の敗戦で大きな危機を迎えたがそれに打ち勝った。政府も最近になってようやく危機感を深めて、教育を大きく変えようとしている。一番必要な要素は指導層と国民の危機感と気概である。
第4回 覇権を握るのはどの国か? 先端技術を巡る米中覇権闘争

中国は有史以来、世界最大の大国で先進国であった。ところがここ150年ほどは欧米と日本に大きく遅れをとった。日本はここ150年ほどは世界をリードする大国で先進国であった。中国の指導層はそれを百年国恥とよび2049年には世界の最先進国になり世界覇権を握る事を決意して宣言した。それに対して米国は危機感を深め、中国の台頭を阻止するための戦いを始めた。米中覇権闘争は今後どうなるであろうか?1980年代に台頭し始めた日本は、米国に徹底的に打ちのめされた。その歴史が再現されて中国が打ちのめされるのか、あるいは中国が世界史的に見て成上りの欧米をたたき伏せるのか?
第5回 汎用人工知能とは何か? 人類史を変える技術

人間のように考え、振る舞う人工知能を汎用人工知能とよぶ。これができると世界は大きく変わる。2029年頃には汎用人工知能の基礎が解明されると私は予測する。この時点を私はプレシンギュラリティとよぶ。汎用人工知能を作るには人間の脳を研究するのが近道だと思う。今回は汎用人工知能のアルゴリズムであるマスターアルゴリズムについて脳研究と絡めて解説する。マスターアルゴリズムの姿は私の前におぼろげながら姿を現し始めている。階層型ベイズ脳モデルと変分自由エネルギー原理について触れる。
第6回 22世紀は超人類の時代か? 人間と機械の融合

汎用人工知能は真に考える機械である。機械自体を自律させて自我を持たせると、人間がコントロールできなくなる可能性がある。映画『ターミネーター』の世界である。これを防ぐには人間と機械を融合させる道、つまり人間がサイボーグ化する道が良いと私は考える。映画『攻殻機動隊』の世界である。今回はその技術的基盤について述べる。機械の知能が極めて高い場合、それを超知能とよぶが、それが完成すると科学技術が飛躍的に発展して真のシンギュラリティに到達する。それが実現するのは2045年頃であろう。超知能と融合した人類は超人類であり、生物進化の新しい方向である。22世紀は超人類の世紀になるであろう。
   
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