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飾りじゃないのよ涙は

私は中森明菜を気に入っていると書いた。そこで彼女の若いときから現在に至るまでの、いろんな歌を調べてみた。ここでは「飾りじゃないのよ涙は」を取り上げよう。実はこの曲は井上陽水の作詞・作曲である。中森明菜の歌に行く前に、作曲者である井上陽水と安全地帯の玉置浩二が1986年、神宮球場で行われたライブで歌ったものを見よう。3万人の聴衆の熱狂ぶりがすごい。

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越冬つばめ

今回も演歌である。森昌子の「越冬つばめ」である。「ヒュルリー ヒュルリララー」である。これは森昌子の代表作であり、何度も歌っている。

それでは歌詞の解釈をしよう。ちなみに作曲者の篠原義彦とは、歌手でタレントである円広志のことである。

娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人
報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私
季節背いた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ 寒かろに
ヒュルリ ヒュルリララ
ついておいでと 啼いてます
ヒュルリ ヒュルリララ
聞き分けのない女です

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「天城越え」と湯ヶ島温泉

天城越え

今回はがらっと変わって演歌である。

「天城越え」は言わずとしれた石川さゆりの出世作である。私はカラオケには行かないのだが、行く人によると、この曲はたとえば若い女性が好んで歌ったりすると言う。しかしこの歌の歌詞を分析してみれば分かることだが、そんな軽い気持ちで歌える曲ではない。

隠しきれない 移り香が いつかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを殺して いいですか
寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝 舞い上がり 揺れ落ちる 肩の向こうに あなた・・・山が燃える
何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え
口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子・・・・・

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無縁坂

日本音楽散歩 1で加古隆の「パリは燃えているか」を取り上げた際、私の母について述べた。母は大阪の生まれである。父は福島県の相馬から大阪に出てきて実業学校に入り、電気技師となり阪急電車に勤めた。そして下宿先の一人娘であった母と昭和17年に結婚した。いわゆる養子になったのである。そして私が昭和18年に生まれた。しかし父は昭和19年にマリアナ沖海戦で戦死した。

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久石譲

前回、加古隆を紹介した。以前には川井憲次も紹介したのだから、久石譲を紹介しないわけにはいかないだろう。言わずとしれた宮崎駿監督作品のテーマ曲を多く手がけている。

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加古隆

いままで世界音楽散歩と題して、主として西洋の歌、歌手、作曲家を取り上げてきた。そのなかで日本人作曲家として川井憲次を取り上げた。これからは日本の歌、歌手、作曲家を取り上げるので、題を日本音楽散歩とすることにした。西欧の曲、歌手を取り上げるときは、やはり世界音楽散歩と題する。

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