2017年08月21日

第4回 科学交流セミナー

第4回科学交流セミナーは超特別の企画です。

米国MITにおられる飯吉透先生が講師です。この名前でグーグル検索すると、すぐに先生の活動が出てきます。オープン教育といった新しい時代が、国際的にも始まろうとしている今、21世紀型の教育のリーダーともいえる飯吉先生のお話は、きっとみなさまをわくわくさせることでしょう。閉鎖的な学問の世界を打ち破り、多くの人びとといっしょに、新しい時代の新しい教育のあり方をさぐることの素晴らしさを、満喫できると思います。
当法人が企画した「大人のための教材づくり…進化する教材」(JSTに出して今年度は不採用でしたが)に相通じる、市民・教員が主体となって、学びの場を構築するという素晴らしいプログラムを、IT技術をフルに活用して実現しようという意欲的な方向が示されています。
これは、飯吉先生が米国から京都に来られることを知って、ぜひお話を聴きたいということになり、厚かましくも先生にお願いしてお引き受けいただき、急きょ、セミナーという形になったものです。夏休みですので、関心のある方は、ぜひぜひお越しください。

この情報は、ここ にも掲載されています。

 

************* 第4回 科学交流会案内 *************

 

講演「加速する教育イノベーションと進化する学習コミュニティー」
飯吉 透 氏

マサチューセッツ工科大学
教育イノベーション・テクノロジー局 シニア・ストラテジスト
東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 客員教授

日時:2009年8月7日 午前10時30分~12時30分
場所:京都大学基礎物理学研究所 K206号室       
アクセスマップは こちら             

 

 

近年、教育資産や教育活動をオープン化しようという動きが世界中に拡がっています。
Learning Management Systemに代表されるような教育テクノロジーや、授業映像・シミュレーションなどのマルチメディア・コンテンツを利用し、授業のプロセスや教材を教育実践コミュニティーとして改善し、教授・学習効果を高めようという意欲的な取り組みも活発になっています。

アメリカのカーネギー財団の知識メディア研究所で開発されたKEEP Toolkit は、教育現場で実際に役に立つ新しいタイプの教材の利用やイノベーティブな教育方法の普及を、「教育的知識や経験の効率的な共有を可能にする」ことによって促進するための支援ツールです。
このような教育ツールやシステムの開発を主導し、教育の新時代を構築するために、さまざまなご提案や実践をされている飯吉透先生が、このたび、高等教育開発センターをご訪問されます。
この機会に、私どもも一度お話を聞かせていただきたいと思い、急きょ、セミナーを企画いたしました。

当日の予定ですが、飯吉先生の講演が1時間程度、その後質疑応答・ディスカッション、さらにKEEP Toolkitの簡単なデモを10~15分ほどを予定しています。
特に、このデモについては、京都大学高等教育研究開発センターで、日本語版を開発されているので、この京大版を酒井先生や田口先生にも見せていただけることになりました。

大変、興味深い機会になりますので、どうぞこの機会をお逃しになりませんように。

飯吉透先生の活動の範囲は幅広いのですが、最近は、教育学術新聞アルカディア学報などで、以下のようなご意見を出されています。
「今、私たちが共に目指しているのは、『より多くの人に、より自由に学ぶ機会(そして自分で学んだことをベースに、他の人の学びを助ける機会)をテクノロジーを使って増大させる』ということではないでしょうか。Wikiやブログ、ソーシャル・ネットワーキングやKEEP Toolkitなど、色々なツールを組み合わせて利用し、様々な『学びの環境と仕組み』をつくることができると思います」

参考になるURL:

また、三年前には、カーネギー財団のウェブサイトに、「Opportunity is Knocking: Will Education Open the Door? 」と題した小論文を寄稿されています。
この小論文での提言を発端として、飯吉先生は昨年、編著書としてカーネギー財団・MIT出版から「Opening Up Education」を出しておられます。内容は、こちらの URL から全て無料でPDFとして読めるそうです。この本のテーマに関連した日本語のポッドキャストもあります。

 来る7月13日の第3回 科学交流セミナーは、開始時刻が午後3時です。ご注意ください。
今回は、ポスドクの若い女性研究者、稲垣さんの登場です。元気いっぱい! その情熱で、大物ボスの佐藤さんや、プレゼン王の松田さんにも負けない、楽しいお話をなさること請け合いです。どうかお楽しみに。