2024年04月24日

第41回:「科学と裁判」by 中村

前回、第39回ブログ「気候ゲート」事件を興味深く拝読した。地球温暖化をめぐる科学的言説と社会の意思決定(政策決定)は、密接に関連しているが、時には、そうした科学的言説をめぐる紛争が、法廷に持ち込まれることもある。
例えば、東京大学が地球温暖化論争をめぐり名誉毀損で訴えられた事件

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第40回:「気候ゲート事件」by 松田

皆さんは最近英国で起きた興味深い事件「気候ゲート事件」を御存じたろうか。奇妙なことに日本のマスメディアはほとんど報道されていない。欧米では報道されているが、押さえた表現がなされている。実はこの事件はコペーンハーゲンで開かれたCOP15の直前に明らかになり、これが大々的に報道されると欧米の政治家達にとって、とても具合が悪いことになったからであろう。日本のメディアも鳩山首相に遠慮して報道しなかったのではないだろうか。

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第39回:「術,学,道」by 家富

先ごろ放送されたNHKの「歴史秘話ヒストリア:最初はひ弱なインテリだった柔道を創った男・嘉納治五郎」は,心の琴線に触れた番組の1つです.

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第38回:「『大人の科学』としてのサイエンス・ニュース・ネットワーク」by 保田

サイエンス・ニュース・ネットワーク(SNN) も先週で18回を配信しました。準備期間1ヶ月であわただしく始まり、とにかく目先の取材・制作・配信をこなすように走ってきたプロジェクトですが、何とか序盤をこなすことができました。
企画チームの皆さん、取材先や制作でご協力いただいた皆さんに、心より感謝いたします。

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第37回:「第74回日本インターフェロン・サイトカイン学会(JSICR)学術集会開催顛末記」by 宇野

第74回日本インターフェロン・サイトカイン学会(JSICR)学術集会を、2009年6月26-27日芝蘭会館で開催した。実質、研究者数人の小さな研究所で、何が出来るかというところだったが、結果的には成功理に終えることが出来たと自画自賛している。今回は、この経験について紹介する。

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第36回:「英語?米語?」 by 小無

2007年 華麗なる一族
2009年 不毛地帯 沈まぬ太陽
など山崎豊子さん原作の小説が映像化され話題となっている。この人の小説はいつもモデルが話題になる。
華麗なる一族は1965年の山陽特殊製鋼倒産事件がモデルといわれているが、私の高校1年生の時の事件であり実際に新聞で読んでいた事件である。画面に登場した場所も三宮・元町近辺を模したものであった。

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