2017年03月30日

和田先生とウロボロス(ブログ その132)

-サイエンスをもっと高い視点と広い視野で-

来たる2月12日に行われる「2017おもしろ算数塾 第3回」では、「大きな数小さな数」を学ぶことで、私たちの住む世界が宇宙まで広がり、逆に原子や素粒子の世界というとても小さい世界にも思いをいたすようになった私たち人類のスケールをおっ書に楽しみたいという企画です。
その中で、ついでに今問題になっている放射線のタンにも注意を払おうというものです。放射線に出てくる単位の中には、ベクレルとシーベルトというとてつもない小さな数と大きな数が出てきます。

そこで思い当たったのが、和田昭允先生から昔いただいた、当時はガリバーものさしとか時空計算尺とか言っていたように思いますが、今はウロボロスという名前がついています。
「尾を飲み込む蛇」問う意味でギリシャ語だそうですが、この蛇は自分のしっぽを加えた輪になっています。つまり「始まり」と「終わり」がつながっているという図なのです。最近では、素粒子論が宇宙の起源とつながっている図としてよく使われています。
素粒子と宇宙の進化を繋いだ先覚者佐藤勝彦さんのお話に出てくるウロボロスを紹介しておきましょう。これには宇宙・銀河・地球・人から、DNA・原子・原子核・素粒子という小さな世界までのスケールが入っています。これと和田ウロボロスを組み合わせると想像の世界が広がります。

この時空計算尺を「最後まで、この理数塾で頑張った子どもたちに プレゼントしたいので、どこで手に入れられるかお聞きしたところ、「私の作成の意図もそこにあるので、本当に有難く嬉しく存じます。」とおっしゃってくださり、しかもです!なんと、おもしろ算数塾の様子をお話したら、「楽しんで居られる様子が、目に浮かびます。次の2月12日の会は参加させて下さい。 午前10時からだったら、その日の朝に東京から行けますから。」と言ってくださったのです!

というわけで、いつもは、サイエンスフロンティア高校の生徒さんたちとサロンを楽しんでおられる先生が、今度はこの算数塾においでになることになったのです。
で、せっかくなので、ウロボロスのお話も含めて、みなさんが発表したのちに、講評を兼ねてスペッシャルレクチャーをお願いすることにしました。

実はこのウロボロスは、かの有名な「Nature」にも紹介されていて、しかも、なんと「自分で作ればタダだよ!」と宣伝されています。そこでは、ウロボロスといわずに「和田スケール」と命名されています。面白いですね。次回のおもしろ算数教室をお楽しみに!

ところで、せっかく和田先生がおいでになるので、欲張って厚かましくも、午後行われる「TEAMゆりかもめ」結成会にもご出席いただき、そして引き続き、当あいんしゅたいんが定期的に行っている「サロン・ド・科学の探索 2017年第2回」を開催します。和田ブシを心ゆくまでお楽しみください!
その日は、実は先生のご次男である和田昭英神戸大学教授(量子化学 分子分光学専門)のところに行かれるのですが、途中京都に立ち寄ってくださるということで、欲張った計画です。
めったにないチャンスですので、ぜひご自由にお越しください。申込はいずれもホームページからお願いします。