2017年09月19日

LDMセミナー>ホールボディ検査する被災者6名とLDMの合同勉強会

日  時:2012年11月16日(金) 10:30~12:30
場  所:可視化実験室
テ ー マ: 「ホールボディ検査する被災者6名とLDMの合同勉強会」


11月30日のWBCによる検査に先立って、高橋先生からの情報を元にWBC検査について以下のような疑問について勉強します。

● WBCで測れるのは?
● 内部被曝とは?
● WBCの機種によるちがい
● 検査結果の見方(京大原子炉のサンプルについて)
● 誤差とはなにか

今回、すべての疑問について答えようとするのではなく、疑問を出しながら何を調べればいいのか相談し、目標を定めたいと思います。

参考資料(10月31日の準備会で集まったときの土田さんの報告抜粋)

WBCで測れるのは、γ線である。(α線とβ線は、測れない。)
対象となる放射性核種は、K40・Cs134、Cs137、I131である(Sr90とC14は、β線のみの放出なので測れない)。
検査時点で体内にある放射性核種からのγ線を測っているので、計測された放射性核種の摂取時期が確定できないと被曝量の推定はできない。計測されたγ線の値が同じでも1回摂取と継続摂取では、被曝量は異なる。
I131のように物理学的半減期の短いものは、摂取から短期間で放射線を放出してしまうので、摂取から数か月経過すると計測できない。
生物学的半減期が短いということは、体内に蓄積されずに徐々に体外に排出される。
WBCの機種によって、検出限界、結果の表示形式は異なる。

>予備討論

WBCで測れるのは、γ線である。(α線とβ線は、測れない。)
対象となる放射性核種は、K40・Cs134、Cs137、I131である(Sr90とC14は、β線のみの放出なので測れない)。
検査時点で体内にある放射性核種からのγ線を測っているので、計測された放射性核種の摂取時期が確定できないと被曝量の推定はできない。計測されたγ線の値が同じでも1回摂取と継続摂取では、被曝量は異なる。
I131のように物理学的半減期の短いものは摂取から短期間で放射線を放出してしまうので、摂取から数か月経過すると計測できない。
生物学的半減期が短いということは、体内に蓄積されずに徐々に体外に排出される。
WBCの機種によって、検出限界、結果の表示形式は異なる。

>検査結果の見方(京大原子炉のサンプルについて)

エネルギースペクトラムのグラフについて
ファントムなしのバックグラウンドのグラフは、入手できるだろうか?
色分けされた部分は、特定の核種に対応する。(核種ごとにγ線のエネルギーは決まっている。)例えば横軸1390~1540の黄色の部分は、K40のカウント数を表している。コンプトン効果も含んでいる。ボールがあちこちぶつかっているイメージ。
Cs134・137が体内に全く含まれていない場合でもグラフは0にはならない。バックグラウンドと比べて判断する。
「ヒューマンカウンタ測定結果」の表について
測定結果のBqの値と計算式の右側に点線内の誤差計算のところだけ見れば、十分。この人(ファントム測定?)の場合、Cs137は、661. 1±500Bqとなる。誤差範囲が±500とは、大きすぎるように感じるが、3シグマにするとこうなる。661という中央値に意味がある。検知器ではすべてのγ線をキャッチすることはできない、コンプトン効果もある、γ線の放出が時間的に等間隔でない、測定時間が10分などの理由により、誤差はこの程度になる。