2017年08月23日

LDMセミナー>放射線のデータ検討会

日  時:2012年7月21日(日) 14:00~17:30
場  所:可視化実験室
テ ー マ:広島・長崎⇔チェルノブイリ⇔福島の比較検討
話題提供:一瀬昌嗣・坂東昌子


広島・長崎⇔チェルノブイリ⇔福島 という連関を重視しながら、これまでのデータの検討と問題点を明らかにすることを心がけます。今までに読んだ知識を出し合い、できるだけ効率的に全体像を把握します。 論文紹介は、一瀬・坂東が行います。

1)沢田論文の検討(一瀬紹介)

最近、長く学術誌にリジェクトされていた論文が、社会医学研究.第29 巻1 号.Bulletin of Social Medicine, Vol.29(1)2011に掲載されたそうです。また、チェルノブイリの清涼調査についての今中論文も検討します。このお二人は8月8日~10日の研究会で、議論をたたかわせたかったのですが、お二人とも事情で来れないということなので、代わりにLDMで検討し、メールでの意見交換を事前に行って、補いたいという計画を立てています。

2)ANSレポートの概要

ANS(アメリカ原子力学会)の膨大なレポートを佐治さんからご紹介いただきました。6月の学会で、特別セッションをもうけて会長自ら組織したものです。佐治さんから送られてきた情報を紹介します。

先日ご紹介した ANS President's Special Sessionのレポートは、これから福島原発事故の放射線影響を考える上で、必読の論文集だと思います。敗戦国日本が知らなかったLNTを巡る長い歴史と科学者の格闘の基本的な背景がよく解ります。これまでに蓄積された多くの実験事実を見ますと、福島原発の避難自体が不要であったし、避難指示は直ちに解除すべきものと云う事になります。ICRPの存在意義も疑われています。ダウンロードのURLを下にペースとしておきます。ご参考までに。

The 200-page report from the ANS President's Special Session is now on the Internet. The 54 MB download takes time!
The URL to Jerry Cuttler's ANS President's Special Session presentation is now on Rod Adams' site:

佐治 愿

この膨大なレポートは,丁寧に参考文献も挙げられており、すぐには全部を読むことはできません、しかし、概要をみると、「ほんまかな」と半信半疑な部分がたくさん出てきそうです。ICRPのLNT仮説も批判しています。大雑把に何を言っているか概要だけでも、一度話し合ってみましょう。ざっと読んでみると、あまりの断固とした言い方にカルチャーショックを受けています。概要を当日坂東が紹介します。
今日間浦くんに話したら、学生班が中心になって「夏休みに読み切るセミナーを人を集めてやりましょう」と言ってくれました。膨大なレポートですが、結構読みやすいので、英語論文を読む最初のものとしては、結構、訓練にもなります。学生班が中心にチューターをやりながら、セミナーを計画したいと思います。学生の方で参加したい方は、ぜひお集まりください。(坂東より)