2017年11月25日
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2017年度親子理科実験教室(夏休み集中コース第2弾)を開催しました

8月19日(土)と20日(日)の2日間にわたって、親子理科実験教室(夏休み集中コース第2弾)が開催されました。

今回の実験教室は、いつもと異なり、プラナリア採集を行うため鴨川の川べりに集合です。
講師の佐藤先生から、プラナリアの特徴や採集のコツについて一通りレクチャーを受けて、それぞれ川べりでプラナリアを探しました。
子どもたちは川にどんどん入っていき、各々一生懸命にプラナリア採集に熱中しました。前日の雨で川が若干増水していたこともあり、少し見つけにくい環境でしたが、半数以上の子どもたちがプラナリア採集に成功しました。

鴨川からセミナーハウスに移動した後、まずはプラナリアがどういう生物なのかについての学習です。
その特徴は、何といっても切断するとそれぞれが別のプラナリアとして増えるという、驚異の再生能力にあります。

双眼顕微鏡観察キットを組み立てたら、いよいよこの驚異の能力を持つプラナリアの観察に入ります。
ろ紙を乗せた氷の上に置くと、変温動物であるプラナリアは動かなくなり、観察しやすくなります。熱心にプラナリアを観察したあとは、プラナリアと人間の共通性「生きている」ということについて班ごとに議論して考えました。
班ごとにいろいろな意見が出ましたが、生き物の体は「細胞」からできていることが、生物であることの大きな特徴であること、そしてその細胞が目的に応じていろいろに形作られていること、プラナリアも人間と同様にいろいろな細胞からできていることが説明されました。
そして、プラナリアの最大の特徴は、どんな細胞にもなれる全能性幹細胞を持っていることが講師から説明されて1日目の実験教室を終えました。

2日目は、簡単に前日の復習をしてから、顕微鏡の使い方を復習する意味も兼ねて顕微鏡でちりめんじゃこを観察しました。
そして、本番であるプラナリア再生観察です。
まずは、プラナリアを切断して、顕微鏡でその様子を見ました。切断したプラナリアを観察して気付いたことを子どもたちが各々発表したあとは、いよいよ再生過程の観察に入ります。
切断後経過している日数が異なるプラナリアを観察し、どの程度の再生が進んでいるのかを確認し、実際に動画で切断されたプラナリアが再生していく様子を画像で見て確認しました。

後半はプラナリアの行動観察を行いました。
プラナリアは明るいところが苦手です。そこで、シャーレを2つ用意して、1つにアルミホイルでふたをして光を遮断し、プラナリアがどういう動きをするのかを観察します。
これを待っている間に、プラナリアはどうして再生できるのかについて、班ごとに考え発表ました。子どもたちは、前日に学習した「全能性幹細胞」というキーワードを使ってそれぞれうまく説明していました。

その後、講師の先生から、実は人間でも全能性幹細胞を作れること(ES細胞・iPS細胞)、ただこれを人間に注射するとガン細胞になってしまうので、まだプラナリアのように再生はできないこと、それは今後の研究にかかっていることを知ることができました。

最後は、プラナリアのクイズをみんなで解いて、2日間にわたる楽しい実験教室を終了しました。

<佐藤勇輝先生>
 
<鴨川での様子>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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