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2017年度親子理科実験教室(夏休み集中コース第1弾)を開催しました

8月5日(土)と6日(日)の2日間にわたって、親子理科実験教室(夏休み集中コース第1弾)が開催されました。

今回のテーマは、「力(ちから)」、1日目は、力を見つけ、力を比べてみます。

まず、地球上にあるすべてのものにかかる力「重力」について学習し、ものを持つということが、手がものの重力と同じ大きさの力で反対方向に押し返しているからであることを認識できたところで、今度はバネばかりを使っていろいろな重りを持ち上げてみます。
それぞれの重りの重さには違いがありますが、バネばかりにぶら下がって止まるのは、バネに重りの重力と同じ力で押し返す力「「弾性力」」が働いていることを学びました。

次は、物体が持つ“抗力”そして、水が持つ“浮力”を体感しました。特に浮力の実験では、様々な野菜を水につけて、浮かぶ野菜と沈む野菜があることを確認し、なぜそのような違いがあるのかについても、先生からの説明で知ることができました。

最後は、空気が持つ力を体感します。ゴム板を机にピッタリ押しつけ、持ち上げてみると、引っ付いて持ち上がらないことがあります。これが空気の力によるもので、一方から強い空気の力「気圧」を加えられたからです。 ゴム板で大きな机が持ち上がった時には、子どもたちから大きな歓声がしていました。

2日目は、力を増やしたり、分けたりする実験です。

まずは、2つの力の合成を体感するため、前日に使ったバネばかりを2個使って、重りを持ち上げてみます。
重力に対して垂直に持ち上げたときと、斜め方向に持ち上げたときでバネばかりの数値が変わります。これは斜めに引っ張ると、横方向に余計な力が必要となるからです。
この結果、2つの力は同じ向きの力でないとたし算できないことを理解できました。

次は物理でいう「仕事」の概念について簡単に学んだ後、いかに楽に仕事をするかについて考えます。
シスタントのお兄さん・お姉さんと子どもたちとの間で、ロープの引っ張り合いっこをします。普通に引っ張り合いをすると、さすがに子どもたちはアシスタントに勝てませんが、動滑車を使ってみると、子どもたちでも勝つことができました。
ただ、動滑車を使うと、力は半分で済むものの、動かす距離は2倍必要となるので、結局仕事の量自体は同じであることも学ぶことができました。

最後は圧力について学びます。剣山を風船に押し付けても意外に割れません。しかし、斜めにして針が当たる部分を減らすと割れてしまいます。
圧力というのは、力を加えている部分が少ないほどより大きな力が加わることを学んで今回の実験教室を終了しました。

<理事長の挨拶> <間浦幹久先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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