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2017年度親子理科実験教室(5月開講春~夏コース)第3回を開催しました

親子理科実験教室、5月開講春~夏コース第3回が京都大学理学部セミナーハウスにて行われました。
本コース最終回となる今回、テーマは” 電気と磁石の不思議を探求しよう!“、第1回のテーマ「電気」と、第2回のテーマ「磁石」の総集編です。

まずは、電流と磁力の関係を体験する実験を行います。
昔、エルステッド博士が、電流を流すと磁力が発生するという偶然の発見をしたことを教わった後、実際に大容量の電流を流すことができるSケーブルという電線の周りに方位磁針を置いて、方位磁針の針がどんなふうに動くのか調べました。
Sケーブルに電流を流すと、方位磁針の針は電線を取り囲むように動きます。ここで電流の向きを反対にすると、方位磁針の針は180度反対に向きます。
方位磁針の針が動くのは、磁場ができていることが原因で、電流の向きと針の向きには法則性があること、これが磁場によってできていることを体感することができました。

次は、強い磁場の中ではどんなことが起こるかを確かめるために、ぐるぐる巻きにしたSケーブルの中に鉄芯を入れてみます。すると、なんと鉄芯が磁石になります。
これで、強い磁場の中に鉄を入れると磁石になること、そしてこれを電磁石ということ、さらに磁石には永久磁石とこの電磁石という2種類があることを学びました

 後半は、手回し発電機づくりです。
この手回し発電機は、鉛筆削りを応用したもので、組み立てるのには少し工夫が要りますが、完成すると、レバーをぐるぐる回すことで発電することができます。
子ども達は、苦労しながらもそれぞれ発電機を組み立てて、最後は、LEDランプを取り付けて点灯させ、発電が手来ていることを確認しました。 

これで春から夏にかけて実施してきたコースは終了となりますが、8月からは夏休み集中コースが行われます。お楽しみに!

<松林昭先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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